くらし情報『京アニ放火 元刑事が犯人像分析「視野狭くストレス耐性低い」』

2019年7月24日 16:00

京アニ放火 元刑事が犯人像分析「視野狭くストレス耐性低い」

この事件では不起訴処分となったというが、’12年には茨城県坂東市でコンビニ強盗を働いてまた逮捕されている。

「包丁を持って押し入り、2万円ほどを盗んで逃げたのですが、その半日後に警察署に出頭し、強盗と銃刀法違反で逮捕されました。裁判官の心証も良くなかったのか、懲役3年6カ月の実刑判決を受けました」(前出・社会部記者)

このころから容疑者の凶暴性が目立ち始めている。当時彼は、茨城県常総市のアパートに住んでいた。管理人はこう証言する。

「(強盗で逮捕された後)承諾をとって、荷物を整理するために部屋に入ったのだけど……。すごかったのはハンマーで壁が壊されていたこと。壊しているところは見ていないけど、壁をドカンドカンやっている音は聞こえていたから。
それにノートパソコンもあったけど、メチャクチャに壊されていた」

服役後は更生保護施設での生活を経て、埼玉県さいたま市内のアパートに転居。そこでも夜中に騒音を発したりと、近隣住民との軋轢を起こしていた。そして事件発生4日前の7月14日。

「隣室の男性によれば、別の部屋の音を勘違いした容疑者が、壁をドンドンと叩いてきたそうです。男性がインターホンを鳴らし、勘違いであることを告げると、『黙れ!殺すぞ。

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