部屋が散らかるのは脳のせい!「運動系」衰えている人の回復術
ここがにぶると、片づけのために体を動かすことが面倒になってしまう。右利きの人は右脳を、左利きの人は左脳を、日ごろ使われにくいほうをきたえることで改善される。いちばん「面倒くさい」と感じやすい朝、起き抜けにテキパキ動くことを意識しよう。
トレーニング法は次のとおり。
■寝起きにお手玉
新聞のチラシなどを枕元に置いておき、朝起きたらすぐに左右それぞれの手で紙を丸め、2つの紙の玉でお手玉をする。「1、2、3」と声に出したり、立ち上がってやるのもよし。逆方向にも回すと脳への刺激が増す。
■歩幅を広げてスタスタ歩く
運動系脳を何より刺激するのが「歩く」こと。
歩幅を広げて、いつもより速足で歩いてみよう。人混みで人にぶつからないように歩いたり。最寄りの駅のひとつ手前の駅で降りて長めに歩くのも、運動系へのよい刺激になる。
■数えながら物を拾う
「腰をかがめてつかむ」といった実際の運動でも、運動系脳をきたえることができる。物を拾いながら口に出して数えたり、利き手ではない手でつかんだり、ゲーム感覚で楽しみながら片づけることで、脳によい刺激となる。■利き手でないほうの手を使う
日常生活の中では利き手以外を使うことがほとんどないため、左右の運動脳も片側しか刺激されず、体の動きがにぶくなる。