2019年9月19日 06:00
度重なる水害背景に…10月火災保険料「全国値上げ」の波
これまで保険金の支払いは4,000億円前後だったのですが、’18年度には1兆円を超えてしまう見込みです」
参考純率は’14年にも改定されているが、それ以降も大規模な雪害や水害が起こっている。九州を中心に襲った’15年の台風15号、記録的な暴風や猛烈な雨で被害をもたらした’18年7月の西日本豪雨……。とくに’18年9月の台風21号は大阪府をはじめとした地域が甚大な被害を受け、保険金の支払いは過去最高額の9,698億円に。
莫大な保険金額を今後も支払うことを予想し、民間の各保険会社は値上げのプランを明らかにしている。東京海上日動の火災保険を例にとってみよう。次の都道府県、建物構造に当てはまる住居は、30%以上の値上げがなされる。
■栃木県、群馬県、富山県、石川県、山口県、九州7県、沖縄県のマンション
■山形県、栃木県、群馬県、山口県、熊本県、鹿児島県の鉄骨住宅
■熊本県の木造住宅
佐藤さんが続ける。
「三井住友海上は築年数が10年以上の場合、大幅に値上げされることがほとんど。
ただし、木造住宅はほか2つの建物構造と比べ、上昇率が据え置かれている印象です」
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