くらし情報『雅子さま守る女性皇宮護衛官 射撃に加え、和歌や華道も求められる』

2019年10月15日 19:20

雅子さま守る女性皇宮護衛官 射撃に加え、和歌や華道も求められる

小池さんが就職先に選んだ皇宮警察は、両陛下や秋篠宮家など皇族方をお守りする「護衛部」、皇居や赤坂御用地、御用邸などの警備に当たる「警備部」、組織運営に携わる「警務部」からなる、皇族方の守護を専門とする国内唯一の組織だ。

「側衛に加えてオートバイの側車や白バイ、騎馬など場面に応じた形で護衛にあたります。皇宮護衛官は国家公務員となり定員は900人ほど、女性は全体の1割程度です。皇宮警察学校では情操教育として和歌に華道、茶道といった教養も身に付けることが求められます」(皇宮警察本部広報担当)

小池さんの場合、皇宮警察学校での射撃で好成績を残したことから、卒業後は護衛署勤務のかたわら、射撃訓練員にも選抜された。

「中学時代に弓道をしていたのがよかったのかもしれません。集中力が求められ精神面でかなり疲れますが、肉体面はそれほどでもないので、バランスをとるためによく皇居外周をランニングしています」

射撃訓練は泊まり勤務の翌日の非番の日に行うというが、通常の業務は皇宮護衛官の基礎である警戒勤務が主だという。「皇宮護衛官になったばかりのころ、東宮御所の正門で警戒勤務中に、初めて天皇皇后両陛下(当時は皇太子ご夫妻)

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