2019年11月30日 11:00
脳にサナダムシが寄生していた!中国人男性が語った仰天理由
だが、同様のケースがインドとアメリカでも報告されている。
ハザードラボは今年3月、インド・ファリダバドに住む18歳の青年のケースを紹介している。てんかんの発作を起こし救急外来に搬送されたが、MRI検査で診ると大脳と小脳のいたるところにサナダムシの幼虫が多数寄生。幼虫の多すぎて、抗寄生虫薬を投与すると脳の炎症や視力の喪失が予測されるとして断念。抗てんかん薬と炎症を抑えるステロイド剤による治療を始めたが、2週間後に死亡したという。
また今年6月のニューズウィーク日本版によると、言葉が突然出なくなり幻覚や不眠などに悩んでいたニューヨーク州ミドルタウンに住む女性を紹介。MRI検査を受けると、「ガンの疑いがある」と診断。しかし手術をしたところ、腫瘍ではなく硬くて丸い塊が。
殻を破くと、サナダムシの幼虫が入っていたのだ。女性は「ガンではなかったことと、これ以上の治療が必要ないことが分かってホッとしている」とコメントしたという。
両サイトによるとスーさんのケース同様、インドとアメリカのケースも加熱不十分な肉によって引き起こされた可能性があるという。
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