くらし情報『先立たれた妻がほとんど知らない!「寡婦控除」って何?』

先立たれた妻がほとんど知らない!「寡婦控除」って何?

に税率をかけて算出する。収入が同じでも控除が増えると、その分所得が減るので、税金が安くなる計算だ。

「寡婦控除は、控除のひとつです。ぜひ覚えて、申請してください」(加藤さん・以下同)

寡婦控除には2種類、「寡婦控除」と「特別の寡婦控除」がある。寡婦控除は所得税を計算するときに、収入から27万円を控除、つまり差し引くことができる。住民税の計算では、収入から26万円が控除できる。

また、特別の寡婦控除の場合は、所得税では35万円を、住民税では30万円を控除、収入から差し引くことができる。控除が増えると、その分所得が減り、納税額が安くなり節税につながるのだ。


【Q2】子どもがもうすでに独立した50代女性でも対象になるの?

寡婦控除や特別の寡婦控除に、年齢に関する条件はない。

「子どもがすでに独立した方や元々子どもがいない方でも、対象になる場合があります。たとえば、夫と死別し年間所得が500万円以下の場合や、夫と離婚して親などを扶養する場合などです」

寡婦控除の条件で、ポイントになるのが「年間所得500万円以下」という基準だ。これは、お勤めの人など「収入は給料だけ」という人で考えると、年収約689万円(’19年)

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