「寡婦控除」対象外だった“未婚のひとり親”に救いの手
というのも、“婚姻歴があって現在シングル”の方が寡婦だからだ。
「ただ以前から、同じひとり親で生活状況も似ているのに、婚姻歴のあるなしで支援を分けるのはおかしいという批判がありました。私は相談を受けながら、未婚のひとり親にも支援が届いてほしいと何度も思ったものです」
それがやっと、昨年末に閣議決定された’20年度の「税制改革大綱」に「一定条件を満たす未婚のひとり親にも、特別の寡婦控除の同等の控除を創設する」という内容が盛り込まれた。今の国会で法案が成立すれば、’20年分から、未婚のひとり親にも支援の手が伸びる予定だ。
「未婚のシングルマザーには厳しい家計の方も多いので、早く成立してほしいと願っています」
「女性自身」2020年4月7日号 掲載
娘「100歳まで作り続けてほしい!」 母親の作品公開に「レベルが高すぎる」