くらし情報『天皇陛下の「1億円寄付」は何に使われるのか 担当者に聞いた』

2020年5月1日 11:00

天皇陛下の「1億円寄付」は何に使われるのか 担当者に聞いた

(C)JMPA

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天皇陛下が、社会福祉に取り組む2団体に計1億円を寄付することになった。宮内庁が4月6日、発表した。

即位に伴う寄付で、子供の貧困対策に取り組む「子供の未来応援基金」とNPO法人「全国災害ボランティア支援団体ネットワーク」に5,000万円ずつ寄付される。

「天皇陛下による財産の贈与は、日本国憲法や皇室経済法などにより特定のケースに制限されています。しかし先日、即位から1年間のみ1億円以内の寄付を可能とする国会議決が行われ、2つの団体への寄付が実現することになりました」(皇室担当記者)

天皇陛下は子供の貧困問題や、ボランティアの被災者支援に対する国民の理解が深まることを願っており、私費から支出されるという。

寄付金はどういった事業に生かされることになるのだろうか――。

全国災害ボランティア支援団体ネットワークの広報担当者は次のように語る。

「私たちは災害時に、ボランティアと行政や協力企業などとの連携や調整を行っています。
災害時はもちろんですが、災害に備えて平時から各都道府県で人材育成するなど事前の準備が必要です。そういった用途に使わせていただくことになると思います」

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