くらし情報『妊娠中の妻を殺した“美男”死刑囚、最高裁が死刑判決を撤回』

妊娠中の妻を殺した“美男”死刑囚、最高裁が死刑判決を撤回

裁判でのスコット・ピーターソン(写真:ロイター/アフロ)

裁判でのスコット・ピーターソン(写真:ロイター/アフロ)



「スコット・ピーターソン事件」をご存じだろうか。映画『ゴーン・ガール』の元ネタにもなった、非常に有名な殺人事件だ。

2002年のクリスマスイブ。米カリフォルニア州で妊娠8カ月だったレイシー・ピーターソン(当時27)が失踪したと、夫であるスコット・ピーターソンが警察に通報した。美男美女カップルだったピーターソン夫妻の事件は全米で報道され、非常に高い注目と同情を集めた。しかし、警察関係者は初めからピーターソンに疑いの目を向けており、またピーターソンが実は不倫をしていたことがわかると、メディアは手のひらを返してピーターソンのスキャンダルを次々と暴き始めた。失踪前、不倫相手に「今年のクリスマスは妻なしで過ごせる」などと話していたことも露呈し、ピーターソンは四六時中パパラッチから狙われるようになっていった。

翌年4月、サンフランシスコ湾でレイシーと胎児の遺体が発見され、ピーターソンはレイシーに対する第一級殺人、胎児への第二級殺人の容疑で逮捕された。
罪状認否では無罪を主張したが、裁判で陪審員は有罪の評決に達し、ピーターソンには死刑が言い渡された。
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