2020年10月28日 06:00
保険で損しないための「解約のタイミング」コロナ禍は特例も
とはいえ、保険料を二重に払うのはもったいない。
「“払込猶予期間”を利用すれば、二重払いを回避できます」
払込猶予期間とは、保険料を期日までに払えなかった場合でも、契約が有効な期間をいう。たとえば月払いの場合、9月に払う予定の保険料を払えなくても、10月中は保障が継続されるものが多い。
この猶予期間中に、新しい保険を契約しよう。新しい保険の保障が始まったことを確認してから、古い保険を解約すれば安心だ。
実はコロナ禍の特別取扱いとして、払込猶予期間を延長する保険会社が多い。かんぽ生命やソニー生命は12月まで、アクサ生命は’21年4月までなど。加入中の保険会社が払込猶予期間を延長していたら、ふだんより余裕をもって、新しい保険の契約手続きができる。
「コロナ禍の特別取扱いを利用できる点でも、今は保険を見直すチャンスだと言えるでしょう」
■「子どもの独立」は見直しのタイミング
必要な保障額は、ライフステージとともに変わる。結婚や子どもの誕生で保障額を増やした人も、子どもが独立したら、責任から解放され、保障額を減らすことを考えよう。
「50代は保険を見直すお年ごろ。保険料が減って余裕ができたら、老後資金の貯蓄にあてたいですね」
ポイントをおさえた「保険の見直し」で家計の防衛を!
「女性自身」2020年11月3日号 掲載
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