『恋母』で話題・磯村勇斗「全裸演技が楽しくなった」
赤坂みたいな男性が現実にいたとしたら、僕自身はちょっと煙たがるタイプかもしれません(笑)。でも、それほど自分の欲求を我慢できずに、言動に移せるのは羨ましくもあります。
――役作りで参考にしていることは?
実はまったくないんですよ。今回は原作もありますが、僕自身はなるべく自分なりに演じられればと思っています。監督や吉田羊さんと話し合って、赤坂剛というキャラクターを詰めています。
――第3話の全裸シーン、第4話のオフィスで無理やりキスをするシーンなど、ネットでも話題になっていましたね。
本当にありがたいです。全裸シーンは前張りだけだったんですよね。
キスシーンやベッドシーン、全裸で演じることを僕はこれまでやってきていなかったので、新たな挑戦でした。未知の世界だったので、実は最初、抵抗感もあったのですが、いざやってみると、楽しくなっちゃって(笑)。気持ちの部分でも吹っ切れて、「裸のままでいいや」という解放感に満ち溢れちゃいましたね。吉田羊さんがなんでも受け入れてくださるので、安心して演じられました。――既婚者の優子に熱烈アピールをする剛。オトナの危険な恋ですよね。
そうですね。ストーリーとしては、決してピュアな恋ではありません。