俳優の磯村勇斗(31)が18日、都内で行われた「音響ブランド『nwm』の新製品『nwm ONE』発表会」に出席し、「グローバルに新時代を開拓していきたい」と語った。海外で撮影中の磯村は「nwmさんから新時代が到来したとお伺いしまして、これは来なければだめだろうと戻ってきました」と一時帰国したそう。新商品をアンベールし、「より広く音のベールに包まれている感覚になります。とても軽いので長時間でも着けられることが魅力的だなと思います」とアンバサダーっぷりを発揮した。新商品にちなみ、今後挑戦したいことを問われると「海外の撮影も増えてきているので、グローバルに新時代を開拓していきたいと思っております」と力を込めた。イベントでは、同商品の開放感を表現することに。磯村は「ステージに上がるまでこのことしか考えてないんです」と緊張気味。クルっと回ってから両手をヘッドホンの近くに当て、目や口を開いた表情を見せ、場を和ませた。「開放っていうのを伝えたかったので、内に入った状態からスタートして、これだけ違うんだと開放感を表現しました」と説明した。会見には、音楽家・長岡亮介、モデル・秋元梢も出席した。
2024年07月18日俳優の磯村勇斗(31)が8日、都内で行われた『株式会社かんぽ生命保険 イメージキャラクター「かんぽさん」就任発表会』に登壇した。かんぽさんに就任した磯村は「率直にうれしいです。いろんな役を演じてきたのですが、今回また“かんぽさん”という役をいただけたような、そんな気持ちです」と喜んだ。かんぽさんの制服に袖を通し、背筋を伸ばすと「ネームプレートには“磯村勇斗”と入っております」とにっこりだった。かんぽ生命の社長から「信頼感を体現するシンボルになってほしい」と思いを伝えられた磯村は「さらに身が引き締まる思いです。しっかり信頼できる人、信頼できる役者としてこれからも努めて、かんぽさんを背負っていきたいと思います」と意気込みを語った。磯村は今後、同社の新CMや各プロモーションに出演する。
2024年07月08日俳優の磯村勇斗(31)が8日、都内で行われた『株式会社かんぽ生命保険 イメージキャラクター「かんぽさん」就任発表会』に登壇した。今回のプロモーションテーマ「話してよかった、と言ってもらえるように」にちなみ、磯村が信頼できる人柄を明かした。磯村は「口が堅い人」と回答し、「基本ですよね(笑)。これが1番信頼につながってくる部分なのかなと思います。やっぱり僕らの職業っていうのは、どこから情報が漏れるかわからない仕事なので、どこまで話せるか話せないかっていうのは常にアンテナを張っていかないといけない。だから口が堅い人だと色々相談できる」と明かした。人の秘密について話す人もいるとしたうえで、「面白いなと思うけど、絶対自分のことを話すのやめようって思う(笑)。だからこそ自分もそうならないようにしようと反面教師で 学んだりします」といい、「役者は秘密が多いほど魅力的ですから(笑)」と語っていた。
2024年07月08日俳優の磯村勇斗(31)が8日、都内で行われた『株式会社かんぽ生命保険 イメージキャラクター「かんぽさん」就任発表会』に登壇した。役作りで最大15キロの体重増減を経験したことを明かし、ストイックなボディメイクについて語った。人に話してよかったことを問われた磯村は「ボディメイク」といい「役によって体重を大きく変えたりするんですけど、1~2年ぐらい前までは、自己流で全部やっていたんです。でもやっぱりどうしても体が壊れたりしてしまうことがあって。その時に体の作り方とか栄養学とか全て知っているトレーナーさんに出会って、その方に色々話して、ようやく体を壊さずに健康的に自分の体と向き合うことができました」と明かした。「ずっと抱えていたので、話してよかった」と笑顔で話し、「体にエラーが起きたときに、今までは自分1人で直そうとしてたんですけど、なかなか治らなかった。そういう時にトレーナーさんに相談をするようになったので、ボディメイクに関しては本当話してよかった」と役作りに欠かせない体づくりの裏側を語った。
2024年07月08日俳優の磯村勇斗が主演を務める、映画『若き見知らぬ者たち』(10月11日公開)のメインビジュアル2種と特報が4日、公開された。同作は『佐々木、イン、マイマイン』(20年)で新人賞を総なめにした内山拓也監督の商業長編デビュー作。内山監督の身近に起こった事件からインスパイアされた題材をもとに、徹底したリアリティを追求したオリジナル脚本によって製作されたという。○映画『若き見知らぬ者たち』メインビジュアル&特報公開この度、解禁された特報は、遠い青い空の下でただひたすらと自転車をこぐ主人公・彩人(磯村)が映し出された、「ひとりの名もなき若者が死んだ。」という冷たいテロップと共に「彩人、死んじゃった」というセリフで始まる。その後、まっすぐ伸びた廊下を歩く2人の警官の後ろ姿、紛雑としたキッチンで食事をとる一家、うつろで生気のない青年、くちづけを交わす男女、陽気に騒ぐ若者たち、夜の闇を切り裂くパトカーの赤色灯、頭を抱えてうずくまる女、苛立つ男、銃のハンドサインをむける彩人の弟・壮平(福山翔大)の姿が次々と連なり、夜の帳が下りる街並みを背景に「何が彼を殺したのかー。」というキャッチコピーが映し出される。主人公・彩人の死と、彼を待ち受ける過酷で苛烈な運命、知らず知らずゆっくりと彼を死へと呑みこんでしまった抗いきれない事象の断片が紡がれた特報となっている。【編集部MEMO】映画『若き見知らぬ者たち』あらすじ風間彩人(磯村勇斗)は、亡くなった父の借金を返済し、難病を患う母・麻美(霧島れいか)の介護をしながら、昼は工事現場、夜は両親が開いたカラオケバーで働いている。彩人の弟・壮平(福山翔大)も同居し、同じく借金返済と介護を担いながら、父の背を追って始めた総合格闘技の選手として日々練習に明け暮れている。息の詰まるような生活に蝕まれながらも、彩人は恋人の日向(岸井ゆきの)との小さな幸せを掴みたいと考えている。しかし、彩人の親友の大和(染谷将太)の結婚を祝う、つつましくも幸せな宴会の夜、彼らのささやかな日常は、思いもよらない暴力によって奪われてしまう。(C)2024 The Young Strangers Film Partners
2024年07月04日俳優の磯村勇斗と2PMのオク・テギョンが主演し、橋爪駿輝氏が脚本・監督を務めるNetflixシリーズ『ソウルメイト』の制作が決定したことが28日、発表された。本作は、すべてを捨てて日本を去った鳴滝琉(なるたき・りゅう)が見知らぬ国の教会で命を落としそうになったところを、ボクサー、ファン・ヨハンが助けるところから始まる、10年に渡る魂と愛の物語。琉を演じるのは、ドラマ『不適切にもほどがある!』、映画『正欲』や『月』など数々の作品に出演する磯村勇斗。ヨハンは、ドラマ『ヴィンチェンツォ』や映画『グランメゾン・パリ』など話題作への出演が相次ぐ、2PMのオク・テギョン。小説家、脚本家、監督、クリエイターとしてマルチな活躍を行う新鋭・橋爪駿輝氏が脚本を書きおろし監督を務める。今回公開された写真は、夕暮れ時のマジックアワーでどこを見るともなく佇む2人の様子。ゆっくりと時を重ねながら2人の魂が絡まっていく様を想起させる。ベルリン、ソウル、東京――。3都市を舞台に、生涯忘れ得ない痛みと苦しみ、そして喜びを刻みつけた時間。10年の歳月に渡り、2人の青年が歩んだ魂と愛の物語が描かれる。○■磯村勇斗 コメント今回Netflixで、主演として役をいただけたことを大変うれしく思います。この「ソウルメイト」の脚本を初めて読んだとき、切なくも苦しくもなり、でもそこに佇む愛の物語に心が揺さぶられました。橋爪監督が描く10年に渡る奇跡のストーリーは、もう僕自身が僕ではなくなっていくような気がしています。そして、時に運命を共にするパートナーである、オク・テギョンさん。彼の魅力溢れる人柄にどんどん惹き込まれている最中です。今作では日本だけでなく、韓国、ドイツと国際色豊かな現場で撮影を行います。毎日刺激を貰いつつ、得難く、愛おしい日々をスタッフさん、キャストの皆さんと過ごし、丁寧に作り上げています。皆様にこの作品がどのように受け止められるのか、僕たちの新しい挑戦を楽しみに待っていて下さい。○■オク・テギョンドラマ「ソウルメイト」に出演できることをとてもうれしく思っています。経験したことのないキャラクター、ジャンルがまだまだあるので、少しずつ幅を広げて新しい自分の姿を発見したいと考えていた時、ちょうど「ソウルメイト」のオファーをいただきました。 シナリオを読み始めた時『ファン・ヨハン』というキャラクターに興味が湧き、読み終わってしばらく経っても『ヨハン』の根底にある欠乏や痛みが持つ余韻が自分の中に長く残ったので、この作品に出演することを決めました。 撮影に入る前から体重を落としながらボクシングトレーニングを行い、撮影中にも一生懸命トレーニングに臨んで『ヨハン』のキャラクターを誠実に表現する努力をしたので、どうぞこの作品を待っていてください。○■脚本・監督 橋爪駿輝 コメント「愛って何なんですかね」昼下がりのカフェ。太田大プロデューサーとのそんなちょっぴり青い会話からこの物語は始まりました。「Soul Mate」というタイトルは、僕たち2人の中で初めから決まっていたと思います。「ぼくが何か一つのものを見ているとき、となりで一緒になって見てくれる誰かが必要なんだ」何度も何度も脚本を改稿する日々の中訪れた香川の美術館で出会った、とある画家の遺した言葉です。目の前にある景色はただ「在る」ものじゃない。夕暮れの赤に、高架上を過ぎる電車に、吹きつく風に、これまで出会った人たちがいる。そばにいてくれる人がいる。主演の二人を含め、出演者、撮影クルーのみんなと、そんな作品を丁寧に紡ぐ日々は大変だけど幸せです。この作品に関わってくださる方々みんな、Soul Mate。Netflixだから実現できた、三カ国にまたがる壮大な物語。もし街中で撮影中の僕たちを見かけたら、優しく見守って貰えるとうれしいです。観て下さるみなさんの心へ、少しでも深く届きますように。○■エグゼクティブ・プロデューサー 太田大(Netflix) コメント掛け値なしに認め合い、言葉がなくても、距離があっても、そしてもう会えなかったとしても、永遠に繋がっている。そういった存在が、誰の心にもあると思います。そして同時にそれは奇跡でもあると思います。その人を思うだけで心に温かいものが流れるような、魂を分け合った相手と出会える奇跡とはどういうものだろう。そんな命題と共に企画を立て、橋爪監督と長い時間をかけて大切に紡ぎ、それぞれ違う文化と背景を背負ってきた者同士がお互い外国で出会い人生が交錯していくという究極の運命の物語に辿り着きました。監督が描く人生の喜びと痛みが詰まった胸震わす脚本と、その人生を全身全霊で生き抜く磯村さんとテギョンさんの心をかき乱すような魂のぶつかり合い、そして三カ国に渡る最高のスタッフによる繊細かつ真に迫る映像と美術。全てを結集して創り出す愛の物語に、見てくださる方が胸を熱くして頂けることを目指したく思います。是非ご期待ください。【編集部MEMO】Netflixは、190以上の国や地域で2億7,000万人の有料メンバーが利用するエンターテインメントに特化した世界最大級の動画配信サービス。各種受賞作を含む幅広いジャンルのシリーズや映画、ゲームなどを多くの言語で配信している。
2024年06月28日俳優の磯村勇斗と韓国の男性グループ・2PMのメンバーとして知られるオク・テギョンが、Netflixの新作ドラマ『ソウルメイト』でダブル主演を務めることが発表された。映画『スクロール』の原作小説や、ドラマ『モアザンワーズ / More Than Words』の監督を手がけるなど小説家、脚本家、監督、クリエイターとしてマルチな活躍を行う橋爪駿輝が脚本を書き下ろし監督を務める。意図せず親友の人生を壊してしまったことをきっかけに、すべてを捨てて日本を去った鳴滝琉(なるたき・りゅう)が、見知らぬ国の教会で命を落としそうになったところを、ボクサーのファン・ヨハンが助けるところから始まる。それぞれに深い傷を抱いていた2人は、次第に、互いの孤独な魂が邂逅(かいこう)していく。一生に一度、巡り会えた相手。<共に生きたい>そう願うほど、2人を結ぶ糸は残酷に絡まっていく。ベルリン、ソウル、東京――3都市を舞台に、10年にわたって2人が歩んだ魂と愛の物語。ドラマ『不適切にもほどがある!』、映画『正欲』や『月』など、硬軟自在に幅広い役柄に命を吹き込む磯村が琉を。ドラマ『ヴィンチェンツォ』や映画『グランメゾン・パリ』(2024年冬公開)など、俳優としても活躍の場を広げるテギョンがヨハンを演じる。磯村は「もう僕自身が僕ではなくなっていくような気がしています。そして、時に運命を共にするパートナーである、オク・テギョンさん。彼の魅力あふれる人柄にどんどんひき込まれている最中です」と、かなりの入れ込みよう。テギョンも「撮影に入る前から体重を落としながらボクシングトレーニングを行い、撮影中にも一生懸命トレーニングに臨んで『ヨハン』のキャラクターを誠実に表現する努力をしたので、どうぞこの作品を待っていてください」と呼びかけた。あわせて公開された写真は、夕暮れ時のマジックアワーでどこを見るともなく佇む2人の姿を捉えたもの。ゆっくりと時を重ねながら2人の魂が絡まっていく様を想起させる。■主演:磯村勇斗(鳴滝琉役)のコメント今回Netflixで、主演として役をいただけたことを大変うれしく思います。この『ソウルメイト』の脚本を初めて読んだとき、切なくも苦しくもなり、でもそこに佇む愛の物語に心が揺さぶられました。橋爪監督が描く10年にわたる奇跡のストーリーは、もう僕自身が僕ではなくなっていくような気がしています。そして、時に運命を共にするパートナーである、オク・テギョンさん。彼の魅力あふれる人柄にどんどん惹き込まれている最中です。今作では日本だけでなく、韓国、ドイツと国際色豊かな現場で撮影を行います。毎日刺激を貰いつつ、得難く、愛おしい日々をスタッフさん、キャストの皆さんと過ごし、丁寧に作り上げています。皆様にこの作品がどのように受け止められるのか、僕たちの新しい挑戦を楽しみに待っていて下さい。■主演:オク・テギョン(ファン・ヨハン役)のコメントドラマ『ソウルメイト』に出演できることをとてもうれしく思っています。経験したことのないキャラクター、ジャンルがまだまだあるので、少しずつ幅を広げて新しい自分の姿を発見したいと考えていた時、ちょうど『ソウルメイト』のオファーをいただきました。シナリオを読み始めた時、「ファン・ヨハン」というキャラクターに興味が湧き、読み終わってしばらく経っても「ヨハン」の根底にある欠乏や痛みが持つ余韻が自分の中に長く残ったので、この作品に出演することを決めました。撮影に入る前から体重を落としながらボクシングトレーニングを行い、撮影中にも一生懸命トレーニングに臨んで『ヨハン』のキャラクターを誠実に表現する努力をしたので、どうぞこの作品を待っていてください。■脚本・監督:橋爪駿輝のコメント「愛って何なんですかね」昼下がりのカフェ。太田大プロデューサーとのそんなちょっぴり青い会話からこの物語は始まりました。『Soul Mate』というタイトルは、僕たち2人の中で初めから決まっていたと思います。「ぼくが何か一つのものを見ているとき、となりで一緒になって見てくれる誰かが必要なんだ」何度も何度も脚本を改稿する日々の中、訪れた香川の美術館で出会った、とある画家の遺した言葉です。目の前にある景色はただ「在る」ものじゃない。夕暮れの赤に、高架上を過ぎる電車に、吹きつく風に、これまで出会った人たちがいる。そばにいてくれる人がいる。主演の2人を含め、出演者、撮影クルーのみんなと、そんな作品を丁寧に紡ぐ日々は大変だけど幸せです。この作品に関わってくださる方々みんな、Soul Mate。Netflixだから実現できた、3ヶ国にまたがる壮大な物語。もし街中で撮影中の僕たちを見かけたら、優しく見守ってもらえるとうれしいです。観て下さるみなさんの心へ、少しでも深く届きますように。■エグゼクティブ・プロデューサー:太田大(Netflix)のコメント掛け値なしに認め合い、言葉がなくても、距離があっても、そしてもう会えなかったとしても、永遠につながっている。そういった存在が、誰の心にもあると思います。そして同時にそれは奇跡でもあると思います。その人を思うだけで心に温かいものが流れるような、魂を分け合った相手と出会える奇跡とはどういうものだろう。そんな命題と共に企画を立て、橋爪監督と長い時間をかけて大切に紡ぎ、それぞれ違う文化と背景を背負ってきた者同士がお互い外国で出会い人生が交錯していくという究極の運命の物語にたどり着きました。監督が描く人生の喜びと痛みが詰まった胸震わす脚本と、その人生を全身全霊で生き抜く磯村さんとテギョンさんの心をかき乱すような魂のぶつかり合い、そして3ヶ国にわたる最高のスタッフによる繊細かつ真に迫る映像と美術。全てを結集して創り出す愛の物語に、見てくださる方が胸を熱くして頂けることを目指したく思います。ぜひご期待ください。
2024年06月28日磯村勇斗と「2PM」オク・テギョンを主演に迎えるNetflixシリーズ「ソウルメイト」の制作が決定した。本作は、すべてを捨てて日本を去った鳴滝琉(なるたき・りゅう)が見知らぬ国の教会で命を落としそうになったところを、韓国人ボクサーのファン・ヨハンが助けるところから始まる、10年に渡る魂と愛の物語。琉を演じるのは、ドラマ「不適切にもほどがある!」や、映画『正欲』 や『月』など俳優として活躍する磯村勇斗。ヨハンを、ドラマ「ヴィンチェンツォ」ほか、日本映画『グランメゾン・パリ』など話題作品の出演が相次ぐオク・テギョン。磯村勇斗映画化され話題を呼んだ映画『スクロール』の原作小説や、ドラマ「モアザンワーズ/ More Than Words」の監督を手がけるなど小説家、脚本家、監督、クリエイターとしてマルチな活躍を行う新鋭・橋爪駿輝が脚本を書きおろし、監督を務める。今回公開された写真は、夕暮れ時のマジックアワーでどこを見るともなく佇む2人の様子。ゆっくりと時を重ねながら2人の魂が絡まっていく様を想起させる。ベルリン、ソウル、東京。3都市を舞台に、生涯忘れ得ない痛みと苦しみ、そして喜びを刻みつけた時間。10年の歳月に渡り、2人の青年が歩んだ魂と愛の物語に期待が高まる。キャスト&スタッフよりコメント到着主演:磯村勇斗(鳴滝 琉 役)今回、Netflixで、主演として役をいただけたことを大変嬉しく思います。この「ソウルメイト」の脚本を初めて読んだとき、切なくも苦しくもなり、でもそこに佇む愛の物語に心が揺さぶられました。橋爪監督が描く10年に渡る奇跡のストーリーは、もう僕自身が僕ではなくなっていくような気がしています。そして、時に運命を共にするパートナーである、オク・テギョンさん。彼の魅力溢れる人柄にどんどん惹き込まれている最中です。今作では日本だけでなく、韓国、ドイツと国際色豊かな現場で撮影を行います。毎日刺激を貰いつつ、得難く、愛おしい日々をスタッフさん、キャストの皆さんと過ごし、丁寧に作り上げています。皆様にこの作品がどのように受け止められるのか、僕たちの新しい挑戦を楽しみに待っていて下さい。主演:オク・テギョン(ファン・ヨハン 役)ドラマ「ソウルメイト」に出演できることをとても嬉しく思っています。経験したことのないキャラクター、ジャンルがまだまだあるので、少しずつ幅を広げて新しい自分の姿を発見したいと考えていた時、ちょうど「ソウルメイト」のオファーをいただきました。シナリオを読み始めた時『ファン・ヨハン』というキャラクターに興味が湧き、読み終わってしばらく経っても『ヨハン』の根底にある欠乏や痛みが持つ余韻が自分の中に長く残ったので、この作品に出演することを決めました。 撮影に入る前から体重を落としながらボクシングトレーニングを行い、撮影中にも一生懸命トレーニングに臨んで『ヨハン』のキャラクターを誠実に表現する努力をしたので、どうぞこの作品を待っていてください。脚本・監督:橋爪駿輝「愛って何なんですかね」昼下がりのカフェ。(本作の)太田大プロデューサーとのそんなちょっぴり青い会話からこの物語は始まりました。「Soul Mate」というタイトルは、僕たち二人の中で初めから決まっていたと思います。「ぼくが何か一つのものを見ているとき、となりで一緒になって見てくれる誰かが必要なんだ」何度も何度も脚本を改稿する日々の中訪れた香川の美術館で出会った、とある画家の遺した言葉です。目の前にある景色はただ「在る」ものじゃない。夕暮れの赤に、高架上を過ぎる電車に、吹きつく風に、これまで出会った人たちがいる。そばにいてくれる人がいる。主演の二人を含め、出演者、撮影クルーのみんなと、そんな作品を丁寧に紡ぐ日々は大変だけど幸せです。この作品に関わってくださる方々みんな、Soul Mate。Netflixだから実現できた、三カ国にまたがる壮大な物語。もし街中で撮影中の僕たちを見かけたら、優しく 見守って貰えると嬉しいです。観て下さるみなさんの心へ、少しでも深く届きますように。Netflixシリーズ「ソウルメイト」はNetflixにて世界配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年06月28日俳優の磯村勇斗が主演を務める、映画『若き見知らぬ者たち』(10月11日公開)のインターナショナルビジュアル、およびビジュアル撮影メイキング映像が29日に公開された。同作は『佐々木、イン、マイマイン』(2020年公開)で新人賞を総なめした内山拓也監督の商業長編デビュー作。内山監督の身近に起こった事件からインスパイアされた題材をもとに、徹底したリアリティを追求したオリジナル脚本によって製作されたという。企画段階から、海外配給会社の注目を集め、フランス、韓国、香港、日本の4つの国と地域で共同製作された。○■磯村勇斗・岸井ゆきの・福山翔大によるインターナショナルビジュアルこの度、主演の磯村勇斗、共演の岸井ゆきの、福山翔大のメインキャスト3名を捉えたインターナショナルビジュアルを公開。本ビジュアルはPARCOやCOMMEdesGARCONSの広告などを手掛け、東京ADCや東京TDCグランプリなど数々の広告賞を受賞してきた井上嗣也氏がアートディレクターを担当。フォトグラファーには、東京ADCグランプリやNY ADC photographer部門 金賞などを受賞している吉田多麻希氏を起用し、国内外でのグローバルな展開に向けたインターナショナルビジュアルを作成した。ビジュアルのコンセプトは「苦悩/葛藤/貧困/意思/肉体/優しさ」。プレッシャーや苦悩を象徴した黒い泥を浴びながらも、個人それぞれの強い意志を感じる3人の眼差しが印象的なインパクトのあるものとなっている。5月14日から26日に開催された第77回カンヌ国際映画祭のマーケットでは、本作の幹事会社、カラーバードのブースにて本ビジュアルを大きく打ち出し、世界の映画関係各社へ向けてアピールを行った。また、ビジュアル撮影のメイキング映像では、顔に黒い泥のペイントをかけられ、強風を浴びながら、写真を撮影される磯村、岸井、福山の姿が映し出されている。撮影後に福山は「あの風が、色々と理不尽なことが起きるこの映画の物語そのものだなと感じ、この風に立ち向かいたくなりました」と感想を述べている。【編集部MEMO】映画『若き見知らぬ者たち』あらすじ風間彩人(磯村勇斗)は、亡くなった父の借金を返済し、難病を患う母、麻美(霧島れいか)の介護をしながら、昼は工事現場、夜は両親が開いたカラオケバーで働いている。彩人の弟・壮平(福山翔大)も同居し、同じく、借金返済と介護を担いながら、父の背を追って始めた総合格闘技の選手として日々練習に明け暮れている。息の詰まるような生活に蝕まれながらも、彩人は恋人の日向(岸井ゆきの)との小さな幸せを掴みたいと考えている。しかし、彩人の親友の大和(染谷将太)の結婚を祝う、つつましくも幸せな宴会の夜、彼らのささやかな日常は、思いもよらない暴力によって奪われてしまう。(C)2024 The Young Strangers Film Partners
2024年05月29日磯村勇斗を主演に迎えた内山拓也監督の商業長編デビュー作『若き見知らぬ者たち』が10月11日(金)より劇場公開。この度、国内外に向けて発信するためのインターナショナルビジュアルとともに、その撮影の模様を収めたメイキング映像が解禁された。本作は内山監督の身近に起こった事件からインスパイアされた題材を基に、徹底したリアリティを追求したオリジナル脚本による作品。企画段階から、海外配給会社の注目を集め、フランス、韓国、香港、日本の4つの国と地域で共同製作された。この度解禁となったのは、主演の磯村さん、共演の岸井ゆきの、福山翔大のメインキャスト3名を捉えたインターナショナルビジュアル。本ビジュアルは「PARCO」や「COMMEdesGARCONS」の広告などを手掛け、東京ADCや東京TDCグランプリなど数々の広告賞を受賞してきた井上嗣也がアートディレクターを担当。そして、フォトグラファーには東京ADCグランプリやNY ADC photographer部門金賞などを受賞している吉田多麻希を起用、国内外でのグローバルな展開に向けたインターナショナルビジュアルが完成した。ビジュアルのコンセプトは<苦悩/葛藤/貧困/意思/肉体/優しさ>。プレッシャーや苦悩を象徴した黒い泥を浴びながらも、個人それぞれの強い意志を感じる3人の眼差しが印象的なインパクトのあるビジュアルとなっている。先日、5月14日(火)から5月26日(日)に開催された第77回カンヌ国際映画祭のマーケットでは、本作の幹事会社「カラーバード」のブースにて本ビジュアルを大きく打ち出し、世界の映画関係各社へ向けてアピールを実施。また、ビジュアル撮影のメイキング映像では、顔に黒い泥のペイントをかけられ、強風を浴びながら、写真を撮影される磯村さん、岸井さん、福山さんの姿が映し出されている。撮影後に福山さんは「あの風が、色々と理不尽なことが起きるこの映画の物語そのものだなと感じ、この風に立ち向かいたくなりました」と感想を語っている。『若き見知らぬ者たち』は10月11日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:若き見知らぬ者たち 2024年10月11日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2024 The Young Strangers Film Partners
2024年05月29日俳優の磯村勇斗が、22日に都内で行われた「第33回 日本映画批評家大賞 授賞式典」に出席し、助演男優賞を受賞した。○■磯村勇斗、出演作多数で3回にわたって登壇新垣結衣&筒井真理子に花束手渡す映画『月』での好演が評価され、助演男優賞を受賞した磯村。受賞の心境について聞かれると、「助演男優賞をいただけたことを非常に嬉しく思います。石井裕也監督とともに役をずっと作り上げてきました。作品の内容もそうですし、演じた役を考えると、ありがたい賞をどう受け取ったらいいのかと悩んでいる自分と、役者として非常に嬉しい賞をいただいたという自分という2人が、自分の中で戦っているような感覚です。それぐらい難しい作品に出会えたことに感謝しています」と話した。続けて「映画作りは本当におもしろいところもあるんですけど、時に鋭く冷たい部分を持っていたりして、そういう部分を心で感じていくと、やはり映画・映像作りの現場というのは楽しいな、やめられないなと感じています。これからも、長い役者人生ですけども一歩一歩、この賞を糧にしっかりと少しでも映画の世界に花を添えられる役者であれるようにがんばっていきたいと思います」と意気込んだ。また、磯村は『正欲』で助演女優賞を受賞した新垣結衣と『波紋』で主演女優賞を受賞した筒井真理子の登壇時にも、両作に出演していることからプレゼンターとして登壇。計3回にわたって壇上に姿を現し、集まった観客を喜ばせた。○■受賞者一覧作品賞:『ほかげ』(塚本晋也監督)監督賞:荻上直子監督『波紋』主演男優賞:東出昌大『Winny』主演女優賞:筒井真理子『波紋』助演男優賞:磯村勇斗『月』助演女優賞:新垣結衣『正欲』ドキュメンタリー賞:『ライフ・イズ・クライミング!』(中原想吉監督)アニメーション作品賞:映画『窓ぎわのトットちゃん』(八鍬新之介監督)新人監督賞:金子由里奈監督『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』 工藤将亮監督『遠いところ』新人男優賞(南俊子賞):アフロ『さよなら ほやマン』 黒崎煌代『さよなら ほやマン』- 新人女優賞(小森和子賞):花瀬琴音『遠いところ』脚本賞:上田誠『リバー、流れないでよ』編集賞(浦岡敬一賞):今井大介『#マンホール』撮影賞:芦澤明子『スイート・マイホーム』松永文庫賞(特別賞):八丁座ゴールデン・グローリー賞(水野晴郎賞):木野花『バカ塗りの娘』ダイヤモンド大賞(淀川長治賞):小林薫『バカ塗りの娘』
2024年05月22日「第33回 日本映画批評家大賞」授賞式が5月22日(水)に開催され、東出昌大が主演男優賞(『Winny』)、筒井真理子(『波紋』)が主演女優賞、磯村勇斗(『月』)が助演男優賞、新垣結衣(『正欲』)が助演女優賞を受賞し、喜びの声を語った。水野晴郎が発起人となり、淀川長治、小森和子ら映画評論家の提唱で設立され、今年で33回目を迎える同賞。アニメーション作品賞では『窓ぎわのトットちゃん』(八鍬新之介監督)が受賞し、そしてゴールデン・グローリー賞(水野晴郎賞)が木野花、ダイヤモンド大賞(淀川長治賞)が小林薫に贈られ、ともに『バカ塗りの娘』での受賞となった。『Winny』で主演男優賞を受賞した東出さんは、「芝居って何だろう」と考えることが多かったと話すも、「今回は(演じた実在する)金子勇さんの周りに生前いらしたご遺族、弁護団が、完成を喜んでくださって『人生が報われた』と言ってくださった。こんなに直接的に人のためになる仕事ってあるんだ、役者をやっていてよかったと、心から魂が震えました」と喜びを実感したという。東出昌大主演女優賞を受賞した筒井さんを祝福しに、花束を持って登場したのは本作で共演し息子役を演じた磯村さん。作品内では良好とはいえない親子関係を演じた二人だが、壇上では仲睦まじげに2ショットで収まる。筒井さんは、「今も現場で撮影していますが、そこにいる役者さんが『本当にいい賞をとったね』と祝福してくださいました。監督の台本を最初に読んだとき、素晴らしくて。社会風刺をコメディにしながら、宗教に救われるのでなくどこにでもいる掃除婦の方に救われると。光を感じました。そんな役を演じて心から感謝しています」と話した。筒井真理子『月』では本年度日本アカデミー賞最優秀助演男優賞をはじめ、数々の賞を受賞してきた磯村さん。改めて振り返り、「作品の内容、演じた役を考えると、非常にありがたき賞をどう受け取ったらいいか、悩んでいる自分もいます。役者としては非常にうれしい賞だなと、自分の中でふたりがすごく戦っているような感覚です。それくらい難しい作品に出会えたことを感謝しています」と喜びをにじませた。そして、磯村さんは「映画作りは本当に面白いこともありますが、ときに鋭く冷たい部分持っていたりして。(だからこそ)映像・映画作りの現場は楽しい、やめられないと感じています」と武者震いした。磯村勇斗『正欲』で助演女優賞を受賞した新垣さんを祝うため、花束を持って現れたのは共演した磯村さんだった。うれしいサプライズに新垣さんは思わず笑みを広げ、二人でニコニコと写真撮影にも応じた。受賞について、新垣さんは、「映画賞で助演女優賞をいただくのは人生で初めてです。この作品は私にとっても大事なことをたくさん教えてくれました。演じた役は想像するしかない役で、本当に想像するのみで大変で難しかったです。岸監督のもと、素晴らしいスタッフの皆さん、磯村さんも含め、素晴らしいキャストの皆さんと人生の糧になるような素晴らしい時間を過ごさせてもらいました」と心を込めてスピーチした。新垣結衣受賞結果は以下の通り。【第33回 日本映画批評家大賞】作品賞:『ほかげ』(塚本晋也監督)監督賞:荻上直子監督『波紋』主演男優賞:東出昌大『Winny』主演女優賞:筒井真理子『波紋』助演男優賞:磯村勇斗『月』助演女優賞:新垣結衣『正欲』ドキュメンタリー賞: 『ライフ・イズ・クライミング!』(中原想吉監督)アニメーション作品賞:映画『窓ぎわのトットちゃん』(八鍬新之介監督)新人監督賞:金子由里奈監督『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』工藤将亮監督『遠いところ』新人男優賞(南俊子賞):アフロ『さよなら ほやマン』黒崎煌代『さよなら ほやマン』新人女優賞(小森和子賞):花瀬琴音『遠いところ』脚本賞:上田誠『リバー、流れないでよ』編集賞(浦岡敬一賞):今井大介『#マンホール』撮影賞:芦澤明子『スイート・マイホーム』松永文庫賞(特別賞):八丁座ゴールデン・グローリー賞(水野晴郎賞):木野花『バカ塗りの娘』ダイヤモンド大賞(淀川長治賞):小林薫『バカ塗りの娘』(シネマカフェ編集部)■関連作品:正欲 2023年11月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2021 朝井リョウ/新潮社ⓒ 2023「正欲」製作委員会Winny 2023年3月10日よりTOHOシネマズほか全国にて公開©2023 映画「Winny」製作委員会波紋 2023年5月26日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2022 映画「波紋」フィルムパートナーズ月 2023年10月13日より新宿バルト9、ユーロスペースほか全国にて公開(C)2023『月』製作委員会
2024年05月22日『佐々木、イン、マイマイン』の内山拓也監督商業長編デビュー作『若き見知らぬ者たち』の新たなキャストが発表された。また公開日が10月11日(金)に決定した。磯村勇斗演じる主人公、彩人の恋人・日向を演じるのは、『ケイコ 目を澄ませて』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した岸井ゆきの。看護師として日々忙しく働きながらも、難病の彩人の母親を献身的に世話をする姿を繊細に演じる。岸井ゆきの彩人とは高校時代のサッカー部仲間で、1児の父親となった彩人の親友・大和を演じるのは、染谷将太。夫を亡くし、難病を患った現在は介護が必要となった彩人の母親、麻美役には『ドライブ・マイ・カー』の霧島れいか。染谷将太そして、国家権力を盾に傲慢な態度で街を取り締まる警察官の松浦を演じるのは、幅広い役柄を演じ分けることに定評のある滝藤賢一、彩人と福山翔大演じる壮平の亡くなった父親であり、元キャリア組の警察官だった亮介には、近年『福田村事件』や『朽ちないサクラ』など話題作への出演が相次いでいる豊原功補が扮し、作品に厚みを加えている。滝藤賢一主演の磯村さん、共演の福山さんも含めて、フレッシュかつ実力のある俳優たちのアンサンブルに注目だ。■岸井ゆきの コメント今までずっと、映画制作に憧れて、俳優部として自分にできることは何だろうと考えてきましたが、この脚本を読んだ時、作品のためはもちろん、これからの女優としての自分のためにも、できることがあるかもしれないと思いました。そのためには想像していたよりずっと深くこころに潜る必要がありましたが、監督、キャストスタッフのみなさんは常に、一人では怖くて見つめることのできない感情を照らしてくれました。この映画がどう広がっていくのか、とても楽しみです。■染谷将太 コメント内山監督という作家としても人間としても美しい存在と出会えたことだけでも感謝と感動でした。そしてやはりそこに集うスタッフキャストの皆様は本当に魅力溢れる方々でした。現場に行くとその空気に優しく包まれて幸せな気持ちでカメラ前に立てた事を忘れられません。磯村くん演じる彩人が危うく儚い存在で、翔大くん演じる壮平は心も身体も使い果たし。本当に皆さんが素敵で素敵で。今まで見た事がない人の表情がこの映画には詰まっていると確信しております。■霧島れいか コメント脚本を読んで参加しない理由がありませんでした。この作品に込められた誠実な問いかけやメッセージ性の強さにハッと目が覚め突き動かされる感覚になったのを覚えています。参加するからには責任の重さやプレッシャーもかなり感じましたが、今の世の中に必要な作品であり、自分自身のこれからの人生についても深く考えさせられると直感しました。クランクイン前は役と向き合う時間が長く感じ正直恐怖もありました。演じること伝えることの難しさとも直面し、内山監督とも連絡を取り合って準備をしたことが心強かったですし初日からは余計なことは考えず演じることに集中できたと思います。キャスト、スタッフ全員が一丸となって誠実に心を込めて撮影をしていた美しい光景が今も忘れられません。私にとってたくさんの経験と大切なことを教えて頂いた出会いであり、印象深い作品だと思っています。世代問わず多くの方に観て頂きたいと願うばかりです。■滝藤賢一 コメント現場は今までに感じたことのない不思議な緊張感で、神経が研ぎ澄まされるような感覚でした。誰かが先導したわけでもなく、あの現場に居た全ての人間が、各々の責務を果たして生まれた空気感だと思えてなりません。若い俳優達の鬱屈した表情、どこにも吐き出すことのできない憤りが、まるで噴火直前のマグマのようで、グツグツグツグツと音が聞こえるようでした。あのような瞬間瞬間が、私の役に多大な影響を与えたと信じて疑いません。私を見つめる彼らの目が未だに脳裏にこびりついております。内山組の空気に呑まれまいと必死に足掻いた自分が、若き日の自分に重なり、失いかけていた何かが小さな種火となって、再び私に宿ったように思います。■豊原功補 コメント私個人の記憶との交錯があまりに多いことに驚き、脚本を読んだ直後に息を吐いたことを覚えています。内山監督の持つ人間と映画への眼差しが凄みとなって目の前に現れたかのようだったし、その時すでに私は作品世界の中に引き込まれていて、撮影現場でのクルーと俳優たちの中にあってその共鳴感は確信となっていました。若いという時間は一瞬のようだけど、その記憶との対話の続きが今だとすれば人は誰もすべて若きまま藻搔き続けているのかもしれず、私もまた見知らぬ者の一人としてこの物語がみなさまの記憶に届くことを願っています。『若き見知らぬ者たち』は10月11日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:若き見知らぬ者たち 2024年10月11日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2024 The Young Strangers Film Partners
2024年04月26日俳優の佐野勇斗が25日、都内で行われた「FENDI selleria(フェンディ セレリア)」レセプションのフォトコールに登場した。イタリア・ローマを代表するラグジュアリーブランド・FENDIは、ブランドのクラフツマンシップを体験できるポップアップストア「FENDI selleria(フェンディ セレリア)」を3月26日~31日まで、東京・渋谷のMEDIA DEPARTMENT TOKYOにて開催する。同ストアの開催を祝したレセプションが25日に行われ、フォトコールに桐谷美玲、佐々木希、佐野勇斗、中尾明慶、藤田ニコル、MINA(TWICE)が登場した。佐野は、春夏コレクションの新作である120万円超えのレザージャケットに、白のパンツを合わせ、グリーンの「ピーカブーアイシーユー エックスクロス」を手に登場。「グリーンがすごい好きで、小さいサイズ感のカバンもちょっと出かけるときにすごくいいなと思いました」と笑顔で話し、ジャケットについても「すごく着心地がよくて、レザーのジャケットも最近興味があるのですごくいいなと思いました」とお気に入りの様子だった。新生活シーズンということで新たに挑戦したいことを聞かれると、「始めてしまったことで申し訳ないんですけど、最近自分をいかに追い込めるかということをしていて、家に帰ったら分刻みでスケジュールを立てて、英語とか筋トレとかやっています。20代のうちは自分を痛めつけようかと思って」と答え、「グループ活動をやっているのでダンスと歌の練習もやりながら」と話していた。同ストアでは、「セレリア1925(Selleria 1925)」の2024年春夏 新作コレクションの販売をはじめ、イタリア・トスカーナ地方 カパヌッチアにあるフェンディ レザー工場より職人が期間限定で来日し、伝統的な製法によってつくられるフェンディのアイコンバッグ「ピーカブー」の製造工程を披露する。
2024年03月25日俳優の山本耕史と磯村勇斗が出演する、味の素・パスタキューブの新CM「ふたりのパスタ同好会」編が、21日から放送される。新CMでは、山本と磯村がCM初共演。研究者気質でレシピ確認担当・山本と、感覚的に味や香りを大切にするタイプで調理担当・磯村が同商品を使い、ペペロンチーノ作りを楽しむ様子が描かれている。調理するのが楽しみでしょうがない磯村が「いっちゃいまーす!」とパスタをフライパンに投入するシーンからスタート。その隣で山本も、パッケージを見つめながら「こんなレシピは初めてだ……」と期待を膨らませる。その後、完成したパスタを2人でおもむろにほおばり、最後にはそのおいしさに、思わず山本から「シェフを呼んでください!」という言葉が飛び出す。○■山本耕史×磯村勇斗 インタビュー**――最近様々な場面で共演が多いおふたりですが、撮影を通じて新しい発見などありましたか?山本:ドラマ以外であんまり絡むことはないから。(CMは)お芝居というか、ドラマの中の役ともまた違うし、もちろん演じる人物のバックグラウンドはちゃんと説明していただいたんですけども、ドラマのときからそうですが、フレキシブルに対応できる俳優さんなので、そこはもう僕もちょっと甘えて、楽しく、過ごせましたね。磯村:いやもうやっぱり山本さんの柔軟性というか、やっぱり走らせたらいくらでもいろんな形で走る、その山本さんのお芝居のすごさは、他の作品のときも感じましたけど、今日もやっぱりすごかったですね。それを受ける側も楽しいんですよね。乗っかるか、突っ込むか、みたいなところとか。あとは筋肉の話になると、毎回新しい話をいただけるんで、すごく勉強になってますね。――カメラが回ってない間は、筋肉の話を?磯村:そうなんです。山本:結構、筋トレの話をしてましたね。磯村:8割は。山本:本当にこういうキッチンで(の撮影)というのも、割とドラマでもずっとやってきたところがあるので、なんか、あえてそっち(ドラマ)に見えないようにちょっとしなきゃなとか、ご存知の方がいるとすればね。それでも(今日の撮影は)どういうふうにやっていいのかっていうのが、逆にちょっと探ったところがありましたけども。そうそう、今もドラマ一緒なんですよ。この間も同じシーンを撮ったりして、最近、常に一緒なので、確かに新鮮さはゼロだね(笑)――今回、“パスタ界の新入り”というワードが印象的に使われていますが、最近手にした新しいものや出会いなどあったりしますでしょうか?磯村:あ、俺、あります! 僕は圧力鍋を買ったんですよ。ちゃんとガスで使う圧力鍋。角煮をまず作りましたね。一番わかりやすいかなと思って。早くて便利だなと思いましたね。山本:年取ってくると、新しいものとの出会いが本当に少なくなってくるんだけど……なんだろうな。最近、やっぱり子どもが新しくいろんなものを仕入れてくるっていうか。最近、けん玉とかね、子どもがやりたいって言って。僕、けん玉初段、持ってるんですよ。でも全然できなくなってるから、必死に練習しています。――今回、“パスタ界の新入り”の(「パスタキューブ」を使った)新しい調理方法を体験していただきましたが、実際にどういった場面で使ってみたいですか?磯村:短時間でさっと作れちゃうから、やっぱ人がたくさん集まる時とかいいですね。山本:キャンプとかやんないの? キャンプとかよさそうだよね。調味料とかもっていかなくていいから、「パスタキューブ」を小脇に抱えていけるからね。磯村:あれ小脇にかかえていくんですか(笑) 2人前持っていけますね。――「パスタキューブ」を使ったパスタを振る舞うとしたら、どなたに振る舞いたいですか?山本:それはやっぱり家族かな、僕は。家にパパ友ママ友みたいな人たち、子どもたちも遊びに来るから、そういうときに、1品、2品、あれで増やせるから。全部を同時に出すのって結構、技がいるんですよ。いろんなことを考えながら、これをやって、これをあとで火を通してとか。でもあれだったら、そのパスタの時間だけ、パスタの茹で時間プラス炒める時間だけだから、すごくわかりやすい。だからあと何分後で2品同時に作れるなとか。だから家族とか、人数が多いときがいいかな、やっぱり。80人ぐらい……?磯村:僕は、現場のケータリングとか……? 簡単に作れちゃうんで、パスタの差し入れとかいいなって。山本:絶対作らないでしょ?磯村:いや、作りますよ。責任持って。【編集部MEMO】山本耕史は、1976年生まれ。東京都出身。1987年にミュージカル『レ・ミゼラブル』日本初演にて舞台デビュー。2004年に放送された大河ドラマ『新選組!』土方歳三を演じ、注目を集める。近年ではドラマ『きのう何食べた?』シリーズ(2019年~)、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年)、映画『シン・ウルトラマン』(2022年)など。
2024年03月21日お姿を拝見するたびに、顔つきが精悍になられているように感じます、と伝えると、「本当ですか?」と佐野勇斗はわずかに目を見開いた。が、「今、本当ですか?って言いましたけど、よく言われます。自分で見返していても、半年前はこんなに幼いのか、と思うぐらい」と茶目っけのある笑顔を見せる。そんな変化は彼自身の成長が内側からにじみ出てているのかもしれない。ドラマ、映画とさまざまな作品で活躍する佐野が今度出演するのがPrime Videoで世界配信されるオリジナルドラマ『僕の愛しい妖怪ガールフレンド』だ。主人公の大学生・犬飼忠士、通称ハチを演じる。ハチと、ある一族への復讐を使命とする美しい妖怪の奇妙な関係を描く“妖怪ラブコメ”。日本ならではの「妖怪」に加え、バトルアクション、恋愛、ミステリーとさまざまな要素が組み込まれている。手がけるのは三木孝浩監督だ。脚本と制作総指揮を海外クリエイターのヤルン・トゥ氏、ザック・ハインズ氏が担当しており、そういったところにAmazonOriginalドラマの「らしさ」が感じられる。佐野も台本を見たときにちょっとした意外性があったという。「妖怪と恋をするってどういうことか、最初は全くイメージが湧かなかったんですけど、読んでいるうちに物語にも入り込めて。おもしろいな、とおもいました。ただ、海外の方が書いている台本はたぶん初めて。ト書きも日本のものとは違うので驚きました」現場では海外で撮影しているような気分を味わえたのだとか。「Amazon Studiosのアジアを統括する方……というか、実は僕もどういう方かよくわかってないんですけど(笑)お会いできる機会があり、色々とお話したのですが、とてもフランクな方で楽しみだよ、って言ってくれたり、脚本家の方も来てくださって一緒に食事をしたり。日本にいるのに、海外の方との絡みが多かったですね。みなさんはずっと英語で話すので、僕もちょっと英語で喋っていたりしました」完成映像を観て、初めて「こんなふうになっているんだ」と驚きました今回の佐野の役どころは吉川愛演じる妖怪・イジーと恋をするゲームオタクな大学生だ。意識したのは、ダサすぎないオタクを演じることだった。「作品の世界観自体がすごくオシャレなので、ビジュアルもダサすぎないようにしたい、ということはプロデューサーの方とも相談していました。愛されるキャラクターにもしたかったんです。僕自身、スポーツは好きなんですけど、インドア派で誰かに誘われないと出かけないタイプなので、そういう意味ではハチと似ているかもしれません」佐野にとって今回の撮影で新鮮だったのはCGが多用されているということだった。アクションシーンのほか、妖怪のいる世界観は、実写だけでは描き切れない奥深さを演出してくれている。「先日、完パケしたものを初めて観て『こんなふうになっているんだ!』とびっくりしましたね。ここまで現場と違うのが初めてだったので。現場ではすべてが想像。例えば、イジーが影を使って移動するシーンは普通にジャンプして、うわっ!と言っているだけだったり、トンネルのシーンでネズミが出てくるところも何もないところで叫んでいるだけ、とか。ここってこんなに大きい湖だったんだ、ということもありました。正解は監督の頭の中にあると思うので、監督がOKだったらOKということで監督を頼っていました。CGを想像して演じるのはすごく大変でしたけど、いい経験でしたね」佐野の印象に残っていたシーンとは一体どのようになっているのかは、ぜひ実際に観て確認してみてほしい。「はやちゃん」って呼ばれてました(笑)大変な現場である一方で、共演者との仲睦まじい様子についても語ってくれた。一緒のシーンが多かったイジー役の吉川愛、ハチの友人・田貫世凪演じるアントニーとはまず互いの呼び方を決めることから始めたと言う。佐野は「はやちゃん」と呼ばれていたそうで、そう打ち明けたあと、「めっちゃ恥ずかしいですね、はやちゃんって。おばあちゃんに呼ばれていた呼び方なんですけど」とはにかむ。「吉川さんとは監督も交えて何回か食事も行きました。いろいろ話していたんですけど……何を話してたっけ(笑)。あ!めちゃくちゃユッケが好きです。ユッケがあればニコニコしています。何かあったらユッケを渡せば大丈夫!」そう吉川について触れたあと、アントニーについては大仰に眉根を寄せた。アントニー演じる田貫はなんだかんだ言いながらも、イジーに振り回されるハチをサポートしてくれる無二の友人といったポジションだが……。「アントニーさんとは食事に行ってないんですよね。誘うよ、って言って誘ってくれてないし、焼肉も絶対に行こうね、って言っていたのに一度も連絡が来てないんです。口だけなんですよ、アントニーさん。これ、絶対に書いておいてください!(笑)」自分に対しては一番厳しく観てしまう今や、「役者・佐野勇斗」は欠かせない存在だ。特に2020年代に入ってからは話題作への出演が続いている。3月23日に誕生日を迎え、26歳となる佐野。役者としての20代前半を振り返ってみてどうかと尋ねると、「そうですね……」と考え込む表情を見せた。「役者のみなさんがよく言われているかもしれないんですけど、ただがむしゃらでしたね、いま思うと。たぶん、そのときどきの自分のベストは尽くしていたとは思うんです。グループ活動はもちろん、いろんな仕事をやりながら、吐きそうになりながらもやってたんですけど、ちゃんと向き合えていたのかな?という気持ちもあります。でも、まずは頑張ったな、と昔の自分を褒めてあげたいですね」ストイックさが垣間見えるが、役者としての自分に一番厳しい目線を向けているのはやはり佐野自身だ。「この発言が浅いのかもしれないんですけど、深みを出したいな、と思うことが多くて。表面上だけのような気がするんです。やっぱり、自分に対しては一番厳しく観てしまうので、今までの演技を観ていると『ちょっと軽いな』とは思います。頑張っているつもりなんですけど、深く台本を読み込むだけじゃなく、さらに役の人生を考えていったら芝居に深み出るのかな、ということは、最近よく考えますね」途上の最中だと、むしろ自分自身への成長には気づきづらいのかもしれない。今回、三木監督と仕事をするのは2回目となる佐野。デビュー作となる映画「くちびるに歌を」は三木監督が手掛けている。「監督とご一緒するのが楽しみだった」と言う佐野に監督にかけられて印象的だった言葉を聞くと……。「今回、何度か泣くシーンがあるんですけど、そこで三木さんが『本当に成長したね、なんだかパパの気持ちだったわ』と言って下さったんです。デビュー作のときには泣けなかったんですよね。とんでもない数の大人に囲まれて、その中で泣く演技でめちゃくちゃ苦しんだことが記憶に残っていて。そこで『本当にいろいろ経験して成長したんだな』と言ってくださったのは覚えています」発展を続ける彼を周りが放っておくはずがない。朗らかに話しつつも垣間見える自分に対する厳しさは、どのように自身に反映していくのだろう。最後に、今後の役者としての目標は?と問いかけると「アカデミー賞」と即答した。きっとその目標も実現させる姿を、遠くない未来に見せてくれるかもしれない。撮影:木村直軌取材・文:ふくだりょうこヘアメイク:望月光(ONTASTE)スタイリング:伊藤省吾(sitor)ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント佐野勇斗さんのサイン入りポラを1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<作品情報>Amazon Originalドラマ『僕の愛しい妖怪ガールフレンド』配信開始日:3月22日(金) よりPrime Videoにて世界独占配信話数:本編8話(1話約30分)制作総指揮・脚本:ヤルン・トゥ、ザック・ハインズ監督:三木孝浩キャスト:佐野勇斗、吉川愛ほか(C)2024 Amazon Content Services LLC or its Affiliates『僕の愛しい妖怪ガールフレンド』予告
2024年03月18日阿部サダヲが主演を務める「不適切にもほどがある!」第8話が3月15日に放送され、磯村勇斗演じる“W秋津”と怒涛のラストに「サプライズすぎ」と驚きの声が上がっている。本作は、阿部さん演じる妻を亡くした小川市郎が、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップするタイムスリップコメディ。宮藤官九郎が脚本を務め、市郎とそのひとり娘、そしてタイムスリップしたことで出会う人々との絆を描く、ヒューマンコメディとしての要素も持つ完全オリジナルストーリーとなっている。市郎の一人娘・純子を河合優実、純子が密かに想いを寄せる相手“ムッチ先輩”こと秋津睦実を磯村勇斗、令和で出会うシングルマザー・犬島渚を仲里依紗、市郎とは逆に2024年から1986年に息子と共にタイムスリップする、社会学者の向坂サカエ役に吉田羊が出演。さらに、山本耕史、古田新太、三宅弘城、袴田吉彦、中島歩、坂元愛登ら個性豊かなキャストが集結している。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。令和へタイムスリップしたムッチ先輩(磯村勇斗)は、息子である秋津と対面し、純子(河合優実)が入れ違いで昭和に帰ったことを聞かされる。ムッチ先輩は「未来に来た意味がない」と騒ぎだすが、井上(三宅弘城)は「これ以上タイムマシンの存在を知られては困る」とムッチ先輩がいるのは未来ではなく、目の前にいるのは「ドッペルゲンガー」だと脅す。井上の言葉をまんまと信じるムッチ先輩の姿に「純粋だから信じてるwww」「ムッチ先輩気の毒ww」と声が上がった。同じ頃、市郎のもとには過去に起こした不倫スキャンダルによって閑職に追いやられていた入社7年目のアナウンサー・倉持猛(小関裕太)が相談に来ていた。復帰の目処が立っていたにも関わらず、リスクマネジメント部の部長が栗田に変わったことで白紙に戻されたことを聞いた市郎は、渚も交え倉持の復帰を栗田とその部下・瓜生に直談判しに行く。試しに早朝の番組でアナウンサー復帰を試みた倉持だったが、世間の目はあまりにも厳しかった。リアルタイムでの投稿は2件だったものの、こたつ記事が拡散され、その拡散をキッカケに新たなこたつ記事が書かれそれも拡散。実際には見ていない人からの批判的な声が相次ぎ、番組のスポンサーの商品に対して不買運動が起こるという自体に。SNSでは「超時事ネタ!」「とってもタイムリー」「既視感しかない」「考えさせられる」という声が上がった。倉持の出演が認められないことや、相次ぐバッシングに納得がいかず「寛容じゃない」と訴える市郎を、栗田は自身の家でおこなわれるホームパーティーに招待する。招かれた市郎と倉持が目にしたのは、会社での姿とは別人の栗田の姿だった。パティオのホームパーティーに「金妻みたい」と浮かれる市郎だったが、パーティーの終盤でその日が栗田の結婚記念日であること、17年前に栗田が不倫をしたことが明かされた。山本さん演じる栗田の家での姿には、「小日向さん?」「小日向さんじゃん」と、ドラマ「きのうなに食べた?」での役柄を重ねる声が相次いだ。さらに、帰り道に倉持に不倫をしたことがあるのか聞かれた市郎は、結婚して3年目のエイプリルフールに、自分で口紅をワイシャツに付けたことを明かす。ここで恒例のミュージカルシーンが始まり、市郎と妻を演じるイワクラ(蛙亭)の姿に「3年目の浮気?」「ダメだ面白すぎる」「イワクラちゃんかわいい」という投稿で溢れた。現代のリアルに切り込んだ8話のラストでは、喫茶店SCANDALでムッチ先輩が窓際で本を読む女性に近づくと、小泉今日子が本人役で登場した。「ドッペルゲンガー?」と言い、後から来店した市郎に失礼な発言を連発。そこへ井上と秋津、さらにジャンパーを来た男性が現れ、ムッチ先輩を昭和に戻るバスに乗せる。ムッチ先輩が乗ったバスを見送った後、井上が「こちらは?」と秋津に訪ねると、秋津が「親父です」と答え、隣にいた男性が「ご無沙汰してます。ムッチです」と答える。令和のムッチ先輩を演じる彦摩呂の姿が映し出され、市郎が「なんて言っていいかわかんねーよ」と言い8話が幕を閉じた。「キョンキョン」もトレンド入りを果たしたほか、「サプライズすぎ」「情報量すごい」という声や「ほんとになんて言っていいかわかんないよw」「彦摩呂がムッチ先輩!」「彦摩呂さん!」「爆笑」と怒涛のラストに盛り上がりを見せた。第9話あらすじ社内報のインタビューを受けた渚(仲里依紗)。その記事を読んだ後輩・杉山ひろ美(円井わん)が渚の発言は自分に対するアウティングかつマタハラだ、と市郎(阿部サダヲ)の元に相談にくる。秋津(磯村勇斗)も交え、市郎から話を聞いた渚は、特定の誰かについて話したわけではないとショックを受ける。しかし、杉山の気持ちは治まらず…。そんな中、秋津が社内モニターとして登録しているマッチングアプリでマッチした証券会社勤務の矢野恭子(守屋麗奈)と待ち合わせをするため、市郎と秋津は「SCANDAL」へ。するとそこには昭和にいるはずのサカエ(吉田羊)の「ちょっと綺麗になった」姿があり…?「不適切にもほどがある!」は毎週金曜22時~TBS系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月16日『月』の磯村勇斗が、第47回日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞を受賞。磯村さんは第45回新人俳優賞以来の受賞となったが、受賞スピーチでは曇りのない眼差しで「スクリーンで生きていきたい」と語っていた。助演男優賞には、磯村さんのほか、伊藤健太郎(『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』)、大泉洋(『こんにちは、母さん』)、加瀬亮(『首』)、菅田将暉(『銀河鉄道の父』)と新旧実力派がそろい踏み。誰が最優秀を受賞しても助演男優賞では初受賞という快挙が待っていた。『月』は、実際の障がい者殺傷事件を題材にした小説「月」を、石井裕也監督が同名映画化。磯村さんの演じたさとくんは、重度障がい者施設の職員で、殺傷事件の犯人となる青年。人当たりよく、入所者への対応も丁寧な一方で、“命”を裁こうとする。その原理、論理を見る者がどう感じるか、それぞれが思考する余白を残した。最優秀賞で窪田正孝から名前を読み上げられると、磯村さんはその場で一礼。壇上でブロンズ像をうけると、窪田さんとそっと握手を交わした。磯村さんは「ちょっとびっくり…」とブロンズ像を眺める。そして、「華やかな映画祭、アカデミーで賞をいただけて大変うれしく思います」とまずは感謝を口にした。その後、「『月』は参加にあたっても、作るにも、公開するにも、たくさんの壁があって。映画1本をお客さんに届けるのが、どれだけ大変か痛感した作品です。自分は今は亡きスターサンズの川村Pにお声をかけていただいて、石井監督とともに、スタッフ、キャストの皆さんと挑戦して覚悟をもって臨みました。この賞は自分でもらうというより、一緒に作り上げて最後まで公開することができた皆さんと一緒に喜びを分かち合いたいと思っています」と、作品への熱い思いを口にする。最後に、磯村さんは「まだ世の中不安定なことがたくさんありますけど、素足でしっかり、地に足をつけて、またスクリーンで生きていきたいと思っています」と力強くスピーチしていた。(シネマカフェ編集部)■関連作品:月 2023年10月13日より新宿バルト9、ユーロスペースほか全国にて公開(C)2023『月』製作委員会
2024年03月08日俳優の磯村勇斗が、18日に都内で行われた「第97回キネマ旬報ベスト・テン表彰式」に出席し、助演男優賞を受賞した。○■磯村勇斗、キネマ旬報 ベスト・テン 助演男優賞受賞「非常に嬉しく思います」映画『月』『正欲』『渇水』『最後まで行く』『波紋』『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-運命-』『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-決戦-』6作品での好演が評価され、助演男優賞を受賞した磯村。磯村は「この度は歴史ある、そしてとてもこの重みの賞をいただけたことを非常に嬉しく思います。デビュー前から『キネマ旬報』を読んでいて、『キネマ旬報』に書いてあることは全てだと思って生きてきました。それぐらいいろいろ映画を教えていただいたりした素敵な場所に、今自分が建てていることは非常に感慨深いものがあります」と喜びを表現した。6作品での受賞となった磯村だが、『月』と『正欲』は間がなく撮影されたそうで「『月』で演じたさとくんというのは非常に難しい役でもあり、(撮影が)終わったら絶対時間を空けようと思っていたんですけど、『正欲』という素晴らしい企画を見てしまったがために、期間を設けなくても臨みたい! と……なんとかやりました!」と振り返る。また、『月』で19人を殺害するという犯人役を演じたことについて聞かれると「やると決めたら覚悟を持ってこの作品を最後まで撮り切りたい、と思っていた。もう作品に入ってしまったら、誰から何を言われようが背負っていくつもりでしたし、もし自分に何かがあったとしても、それは受け入れていこうという気持ちで臨んでいたので怖いものはなかったです」と話す。続けて「ただ1つ怖いなと思ったのは“第2のさとくん”が、この映画を見てもし誕生してしまったら危険だよなということ。そこは監督とずっと話し合いながらそうならないように、いろいろ試行錯誤しながら撮っていました」と明かした。同じく『月』で助演女優賞を受賞した二階堂とフォトセッションに応えた磯村。二階堂の印象について「劇中の役は嫌な女でしたけど、本人は本当に素敵な役者さんであるし、中身もとても柔らかくて非常に賢明であり、僕はとても尊敬する役者さん。今回初めての共演だったんですが、非常に嬉しかったです」と告白した。○■第97回キネマ旬報ベスト・テン 受賞・登壇者一覧助演女優賞:二階堂ふみ助演男優賞:磯村勇斗外国映画作品賞:『TAR/ター』外国映画監督賞:『TAR/ター』トッド・フィールド監督※代理…ギャガ 松下剛氏読者選出外国映画監督賞:『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』マーティン・スコセッシ監督※代理…東和ピクチャーズ 山田滋天氏読者選出日本映画監督賞:『Gメン』瑠東東一郎監督文化映画作品賞:『キャメラを持った男たち-関東大震災を撮る-』井上実氏読者賞:連載「映画を見ればわかること」川本三郎氏新人女優賞:アイナ・ジ・エンド新人男優賞:塚尾桜雅主演女優賞:趣里 ※代理…塚本晋也監督主演男優賞:役所広司(コメント映像での出演)日本映画脚本賞:『せかいのおきく』阪本順治氏日本映画監督賞:『PERFECT DAYS』ヴィム・ヴェンダース(コメント映像での出演)日本映画作品賞:『せかいのおきく』※登壇者…原田満生
2024年02月18日「2024年エランドール賞授賞式」が2月8日(木)、都内にて開催され、磯村勇斗、今田美桜、眞栄田郷敦、小芝風花、目黒蓮、堀田真由の6名が新人賞を受賞、喜びのスピーチを行った。「エランドール賞」は1956年にスタートした、優れた映画テレビの作品、プロデューサー、俳優を顕彰する制度。協会員は選考基準に基づき、候補者及び参考作品を投票によりノミネートし、エランドール賞委員会はその投票結果を参考に候補者を選出、理事会に答申。理事会はその答申を受けて、検討の結果、受賞者を決定する。なお、新人賞は一年を通じて最も活躍した将来有望な新人俳優に贈られる賞となる。磯村さんは、「昨年、たくさんの作品に携わることができて、たくさんの人たちと出会い、裏で今までお世話になったプロデューサー、製作陣と久々にお会いして。本当にここまでくるのに周りの人たちに助けていただいて、支えていただいて、この場に立てていると。本当に人との出会いを大切にしたいと改めて実感しました」と周りへの感謝をスピーチ。そんな磯村さんのお祝いに駆け付けたのは、『ヤクザと家族 The Family』以来、共演を重ねてきた綾野剛。満面の笑みで祝福し、驚く顔の磯村さんをぎゅっとハグ。綾野さんは、磯村さんのほうに「よいしょ」とマイクを向け、語り掛けた。「普段呼ばせていただいているお名前で話します、勇斗、おめでとう。あなたのあくなき姿勢と、いっときも諦めない精神力、何より心震わせるお芝居は、勇斗の作品に対する愛と、圧倒的な努力が生んだと心から思ってます」と磯村さんのお芝居への姿勢をたたえ、「敬愛と敬意と感謝をこめて。綾野剛でした」と結んだ。今田さんは「昨年は本当にたくさんの作品、スタッフの皆さまに出会って、あらためて振り返ると、とても愛ある皆さまに支えていただきながら、いろいろな作品に参加していたんだなと思います。まだまだ未熟ですが、皆さんに支えていただきながらですけど、自分のできること、丁寧に向き合って作品に携わっていけたらと思います」とスピーチ。ゲストには「ラストマン-全盲の捜査官-」で共演した同じ福岡出身の吉田羊が登場、今田さんへの愛を花束とともに送った。眞栄田さんは登壇後、深々と長く一礼。スピーチでは「正解のない表現の世界で、こうしてご評価いただけることはすごくうれしく、自信になります。またこうした場に立てるように、役と作品に丁寧に請け負っていきたいなと思います」と真摯に話す。ゲストでは「エルピスー希望、あるいは災いー」で共演した鈴木亮平が笑顔で登場。「彼の先には明るい未来しかないのではと信じて、今も出ている作品を楽しみに見ています」とエールを送っていた。続けて、小芝さんが登場し、「昨年は本当に学びの多い1年でした。賞をいただけて本当にうれしく思います!出会わせていただけた関係者の皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。この賞に恥じないように、精進します」と誓う。お祝いゲストには、「波よ聞いてくれ」で共演した北村一輝が登場。とにかく小芝さんの台詞量と、NGの出さなさがすごかったとトークを繰り広げ、小芝さんもはじけた笑顔を見せていた。目黒さんは「歴史ある新人賞を受賞できたこと、本当にうれしく思っています。ここにくるまで、本当にたくさんのスタッフの皆さん、共演者の皆さん、何より作品を愛してくださった皆様に支えられてここまでこられたので、すべての方に感謝しています」とひたむきな瞳でスピーチ。ゲストには「silent」で共演した川口春奈が登場し、目黒さんを喜ばせた。川口さんは「ひたむきに向き合う姿、忙しくてもぶれない強い芯を持っていて、すごく刺激的でまぶしかったです。チャレンジングな作品でしたし、タイトなスケジュールの中4か月間一緒に走り切れて、勝手に戦友だと思っています」とお祝いの言葉にかえていた。最後に登場したのは堀田さん。「昨年はたくさんの作品に携わって、いろいろな経験・挑戦をさせていただきました。これまでは自分自身がお芝居が好きな気持ちがそばにあったんですけど、昨年は芝居をしていて楽しいなと思える瞬間がたくさんありました。支えてくださるスタッフさん、共演者さん、応援してくれている家族のおかげだと思っています」とスピーチし、これからも恩返ししていきたいと話した。ゲストには「大奥」で共演した福士蒼汰が登場、堀田さんを喜ばせた。また、プロデューサー奨励賞映画部門を受賞した『福田村事件』では、花束ゲストに主演の井浦新が登場。小林三四郎、井上淳一、片嶋一貴に向かって「最初、テアトル新宿で直接声をかけていただきました。僕一人だけ(キャストが)決まって、キャストは全員揃うのかと不安も最初はありました。でも蓋を開けたら、自ら手をあげて参加してきたスタッフ・キャストみんなが集まった」と少しずつ輪が広がり、全員で向き合った映画だと語った。そしてプロデューサー奨励賞テレビ部門は「大奥」が受賞。藤並英樹、船田遼介に、主演の冨永愛が花束を持ち華やかに登壇。富永さんは、「人生の中で絶対心に残る作品になったな、代表作になったなと確信しています。それほどこの作品が素晴らしかったですし、素晴らしいキャストとスタッフの皆さんで作り上げました。今思い返しても一瞬一瞬が鮮明によみがえってきます」と目を細めていた。なお受賞作品、受賞者は以下の通り。●プロデューサー賞・映画部門『怪物』川村元気、山田兼司・テレビ部門「VIVANT」飯田和孝●プロデューサー奨励賞・映画部門『福田村事件』小林三四郎、井上淳一、片嶋一貴・テレビ部門「大奥」藤並英樹、船田遼介●特別賞・『THE FIRST SLAM DUNK』Film Partners 松井俊之・「ブラッシュアップライフ」制作チーム水野格、小田玲奈、榊原真由子、柴田裕基・『名探偵コナン 黒鉄の魚影』製作委員会近藤秀峰、汐口武史、岡田悠平・『ゴジラ-1.0』プロデュースチーム臼井央、山田兼司、岸田一晃、守屋圭一郎、阿部豪●新人賞磯村勇斗、今田美桜、眞栄田郷敦、小芝風花、目黒蓮、堀田真由(シネマカフェ編集部)
2024年02月08日FANTASTICS・八木勇征さんに質問!バレンタインの思い出も語ってくれました。八木勇征(FANTASTICS)Q. どんなチョコレートが好き?チョコは何でも好きです!!なかでも一番好きなのはホワイトチョコレートです。Q. チョコ以外でいまハマっているスイーツは?最近は一周回ってマカダミアナッツのアイスクリームをよく食べています(笑)。Q. バレンタインの思い出を教えてください。毎年お母さんがチョコブラウニーを作ってくれていたんです。“バレンタインになるとあれが食べられる!”というイメージでしたね。そのブラウニーを牛乳と一緒に楽しむのが大好きでした。Q. チョコのように甘~いメンバーといえば誰?けいちゃん(木村慧人)。見た目もそうですが、性格も優しくて全体的に甘いイメージです(笑)。Q. ドラマ『婚活1000本ノック』で幽霊役に挑戦されていますが、お化けになってメンバーを驚かすなら誰?(佐藤)大樹くんを一日中驚かせまくりたいです!大樹くんならどのタイミングでも新鮮なリアクションをくれそうです。めちゃくちゃビビリだから(笑)。Q. ファンの方に甘~いメッセージをお願いします。いつも応援してくれてありがとうございます!みなさんはバレンタインくれるのかな?もしくれるとしたら、ホワイトデーのお返しは僕で大丈夫?(ハート)Q. 体づくりのために食べるものは制限している?マジでしてないかも。お菓子もめっちゃ食べるし、ジュースも飲むし…。好きなものばっかり食べてますね。それでも特に太らないのは、やるべきこと(運動)をちゃんとやっているからっていうのがあると思います。Q. 俳優としても活躍を続ける今、グループに対して感じることは?お芝居の共演者の方と話していると、役者業一本でされている方たちは「どんなに現場で仲が良くなっても、作品が終わるとそれぞれがまた新しい現場に向かっていく。プライベートで関係を続けていく人もいるけれど、“自分の家”みたいな感覚を持つことはないんだよね」ってみなさん言うんです。でも僕の場合、作品が終わった時に必ず帰る場所がある。それがFANTASTICSなんです。戻ってくるたびに“あったかい場所だな”って改めて感じますし、そういう存在がいてくれることがすごくありがたいですね。Q. 人との出会いで大切にしていることは?人と出会った時は、相手のことをしっかりと見て“どういう自分でいたら、この人と繋がりを持てるだろうか”って考えます。といっても、キャラを変えたり偽ったりするわけじゃないですよ。相手に少しでも心を開いてもらうことを優先したいから、自分らしさはあとからちょっとずつ出していけばいいかなって。最近はたくさんの出会いに恵まれて年上の兄貴や可愛い後輩たちが増えましたが、振り返ると誰かと出会ったことで悪い意味で変わったことってひとつもないんです。自分にとって、全ての出会いがすごくプラスになっているなって感じます。やぎ・ゆうせい1997年5月6日生まれ、東京都出身。FANTASTICSのボーカル活動に加え、俳優としても活躍。ドラマ『婚活1000本ノック』(フジテレビ系 毎週水曜22:00~)に出演中。ジャケット¥148,500(エー レザー/エー ブティック TEL:070・3223・7530)イヤーカフ¥13,200(プリュイ/プリュイ トウキョウ TEL:03・6450・5777)ネックレス(上)¥38,500(スキャットscat.official.info@gmail.com)ネックレス、中¥12,100下¥23,100(共にミクシマイ)リング¥19,800(ユルイエ) 以上ショールーム シャルメール TEL:03・6384・5182その他はスタイリスト私物※『anan』2024年1月31日号より。写真・森山将人(TRIVAL)スタイリスト・藤長祥平ヘア&メイク・大貫希代美取材、文・真島絵麻里(by anan編集部)
2024年01月31日東京・六本木にある森アーツセンターギャラリーで、「キース・ヘリング展アートをストリートへ」がはじまりました。東京展のスペシャルサポーターと音声ガイドナビゲーターを務めるのは、俳優の磯村勇斗さん。昔からへリングが大好きだったという磯村さんに、展覧会のご感想やアートについて、お聞きしてきました!磯村勇斗さんがスペシャルサポーター!磯村勇斗さん。キース・ヘリング作《ブループリント・ドローイング》の展示室にて【女子的アートナビ】vol. 320本展は、世界的アーティスト、キース・ヘリング(1958-1990)のアートを体感できる大規模な回顧展です。キース・へリングは、アメリカ・ペンシルベニア州生まれ。1978年にニューヨークのスクール・オブ・ビジュアル・アーツに入学し、1980年代初頭にニューヨークの地下鉄駅構内にある広告板にグラフィティ・アートを描きはじめ、注目を集めます。やがて次々と展覧会が開かれて国際的にも評価が高まり、日本でも展覧会やワークショップを開催。精力的に制作を続けますが、1988年にエイズと診断されます。その後はエイズ予防のメッセージをアートで訴えるなど、31歳で亡くなるまで、アートをとおして社会的な活動も行いました。本展では、初期のサブウェイ・ドローイングや、誰もが見たことのある人気のモチーフが登場する《イコンズ》、6メートルもある大型作品など約150点を展示。絵画だけでなくオブジェクトもあり、展示空間もドラマチックに演出されています。そんな楽しい展覧会の東京展スペシャルサポーターと音声ガイドナビゲーターを務めるのは、磯村勇斗さん。内覧会に登壇した磯村さんにインタビューも行い、展覧会やアートのことなど、いろいろお聞きしてきました!ビビッときました!――昔から、キース・へリングが大好きだったとのことですが、どんなきっかけで好きになられたのですか?磯村さん大学で美術を専攻していまして、アメリカのポップカルチャーを勉強していました。アンディ・ウォーホルや草間彌生さんなどのアーティストのなかにキース・へリングもいて、教科書に載っていたキースの絵を見て、ビビッときたんです。この絵好きだ!と思いました。そこから、彼の絵をどんどん見るようになりました。――どんなところにビビッときたのですか?磯村さん学生時代のことで、作品名をしっかり覚えてはいないのですが、人の集合体のような作品で、人がシンプルに描かれているだけで、絵は止まっているはずなのに、なんで人が動いて見えるのだろう?と思いました。線の効果や、人のちょっとした動き具合だと思うのですが、止まっている絵をこんなにも楽しく見せることができるのだな、と衝撃を受けました。――そんな大好きなアーティストの展覧会でスペシャルサポーターに選ばれて、いかがですか。磯村さん率直にうれしかったです。今まで取材などでキース・へリングが好きですという話をしていたのですが、それが今回このような形でオファーをいただけて、すごくうれしく思いました。はじめての展覧会スペシャルサポーターがキース・へリングなんて、光栄でありがたいです。好きな気持ちを乗せて…――今回、音声ガイドナビゲーターも担当されています。収録はいかがでしたか。磯村さん緊張しました。キース・へリング自身、自分の作品についてあまり説明していなくて、彼が当時どのような思いで生きていたのか明かされていないまま今に至ります。音声ガイドでは、そんな彼の言葉や思いをセリフのように自分が語る部分があります。自分の気持ちをどのくらい入れたらいいのだろうと悩みながら収録しました。特に、セリフの部分をキースに寄せるのか、自分自身の言葉でやるかを悩みましたが、そこはキースを好きな気持ちを乗せながら、自分らしくやりました。――音声ガイドで、印象に残っているストーリーなどはありますか?磯村さんキースの言葉で、「鑑賞者もアーティスト」というのがあり、それが僕たちの仕事も同じだと思いました。映画は映像として完成した時点では90パーセントで、劇場で公開して、お客さまに見ていただき、ようやく100パーセントになると思っています。それと一緒だなと思いましたし、キースの感覚と近いものを感じられました。すべて自分たちで解決して満足するのではなく、余白を残して、しっかり鑑賞者であるお客さまにゆだねるという心が大事だなと思いました。――今回の展示で、特にお気に入りの作品はありますか?磯村さん本当に絞るのが難しいのですが、特によかったのは《ブループリント・ドローイング》の作品群です。暗い展示室の中にモノクロ版画の作品が並んでいるのですが、展示空間づくりも含めてお気に入りです。キースが死の宣告を受けたあと、彼が今までやってきたアート人生を振り返りながら制作したもので、悲しい部分を感じつつも、パワフルで、皮肉な部分もあります。それらを暗く描くのではなく、明るく描いているのがすごく僕の中でしびれました。ぜひ注目していただきたいポイントです。友だちになれそう(笑)――本展では、キース・ヘリングの生涯についても詳しく触れられています。この点について、どう思われましたか。磯村さんキースはパートナーを亡くし、自分がエイズであることも知り、死を感じながら創作活動をしていました。死を知りながら、何かものづくりをするというのは、どんな気持ちだったのだろうか、とすごく考えます。当時描いていた絵を見ると、ものすごくエネルギーがありながらも、どこか寂しさもある。でも、それを悲しく描くのではなく、最後まで色を使って明るく描いて、明るく生きていこうとしていたのではないかと僕は感じました。鑑賞者の立場になり、アートはみんなのため、という想いを最後まで心の中に秘めながら描いたのではないかと思いました。――キースのアーティストとしての活動期間は約10年間でした。磯村さんもデビューして約10年ですが、今回彼の作品を観られて、改めてどう感じられましたか。磯村さん10年という短いなかで絵を描き、それが今の世界でみんなに知られている。彼がもし今生きていたら、どんなふうに作品を作って世の中にメッセージを届けていたのか気になります。キースの作品にはセクシャルな部分など社会的なメッセージもあり、現代でも通用するものです。彼の生きてきた時代と今は全然変わっていないし、彼の絵が僕らにも刺さるということは、今もその問題に向き合わなければならないことだと僕たちに教えてくれます。彼は20代で、すでにいろいろな問題が見えていた。それは、考えられないくらいすごいことだと思います。――磯村さんにとって、キースはどんな存在ですか?あこがれの人でしょうか。あるいは、友だちになりたい人ですか?磯村さん友だちになれそうな感じがします(笑)親しみやすい方なのではないかな、と思います。キースは、小さいころから絵を描くことが大好きで、親にやめなさいと言われても描き続け、どんどん手が止まらず描いてきた人だった。自分も、役者をやりたいといって、反対されながらもずっと口にしてやり続けてきたので、その辺のマインドみたいなものはすごく共感できます。もし今の時代にキースが生きていたら、こういう話をして「わかる、わかる!」と言い合いたいですね(笑)。いい友だちになれそうな気がします。――キースなどのアートを見ることは、役作りに何か影響していますか?磯村さん俳優業にどうつながっているかはわかりませんが、やはり絵は自分の世界を広げてくれるものでもあり、想像力を掻き立てられて豊かにしてくれるものです。役者も想像力が豊かでないとできないので、それを養う力がアートにはあると思います。グッズも持っています!――ちなみに、キースのグッズもお持ちですか?磯村さんグッズはいろいろ持っていて、ステッカーやファイル、ポーチ、Tシャツ、ジャケット、「光りを放つ赤ちゃん」と「吠える犬」のオブジェクトもあり、全部で十数点は持っています。――お部屋に飾って楽しんでいるのですか?磯村さん赤ちゃんと犬のオブジェクトは自分のなかのお気に入りで、それは部屋の観葉植物の下に置いています。配置を工夫して、気分によって犬に追われている赤ちゃんにしたり、赤ちゃんが追う犬にしたりしてシーンをつくり、寂しい遊びをしています(笑)。観葉植物はヤシ科の大きな葉があるもので、その下に置いているのですが、意外にかわいくて合います。――アートがお好きなんですね。磯村さん小さいころからアートは好きで、家族で旅行に行ったりするときは、必ず美術館に寄るくらいでしたので、その影響で自分も絵が好きになっていました。美術館で絵を見るのも好きですけど、その空間も好きなんです。部屋にアートを飾ると、その好きな空間を家の中で味わえて、自分のプライベートの時間が充実するし、落ち着きます。――最後に、展覧会を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。磯村さんキース・へリングの作品は、今の若い人たちも見たことがある人がほとんどだと思います。でも、キースがどんな人なのかを知っている人は少ないと思います。今回の展覧会では、彼がどういう人でどんな人生を歩んできたのか、みなさんが見たことがある絵の背景にはどういった思いがあるのか、といったことを知ることができるチャンスだと思います。ここまでキース・へリングの裏側を解説していく展覧会はなかったと思うので、ぜひ、みなさんに来ていただけるとうれしいです。――ありがとうございました!取材を終えて…キース・ヘリングのTシャツがお似合いだった磯村さん。ご自身でも絵を描いているそうで、アートにも大変詳しく、楽しいお話を聴かせてくださいました。取材後、会場で音声ガイドを聴きながら作品を観たのですが、キースの人生や彼の言葉が紹介され、まるでドキュメンタリー映画を見ているような感覚で作品を鑑賞できました。特に、エイズと診断されたあとのキースの想いや、死について語る部分では涙腺が崩壊。彼の作品と磯村さんの声が重なり、すばらしい鑑賞体験ができました。ぜひ音声ガイドを聴きながら、キースの作品をご覧になってみてください。All Keith Haring Artwork ©Keith Haring FoundationInformation会期:~ 2024年2月25日(日)会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)時間:10:00~19:00※金曜日・土曜日は20:00まで※年末年始(12月31日~1月3日)は11:00~18:00※入場は閉館の30分前まで休館日:会期中無休観覧料:一般・大学生・専門学校生¥2,200中高生¥1,700小学生¥700※事前予約制(日時指定券)音声ガイド貸出価格:¥650(税込)※お一人様一台につき撮影:山本倫子
2023年12月23日飛ぶ鳥を落とす勢いの若手俳優・磯村勇斗は、ここ数年で人気と実力が一致する稀有な俳優へと進化を遂げた。「きのう何食べた?」シリーズで、かわいさと絶妙な小憎たらしさを兼ね備えたジルベールを好演していたかと思えば、公開中の映画『月』では、心やさしいさとくんが一線を超えていってしまう工程を演じた。そのふり幅、作品によって使い分ける顔の違い、実力は推して知るべしと言える。最新出演映画『正欲』では、磯村さんは佐々木佳道を演じた。佳道は、両親の事故死をきっかけに、横浜から中学3年まで暮らしていた広島に戻ってきた男。新垣結衣演じる桐生夏月の中学時代の同級生で、夏月とは誰にも言えない秘密を共有している。なかなか人に理解されない、言えない指向を持ちながらも何とか大多数に混じろうと生きてきた佳道の葛藤、変化していくグラデーションの体現はさすがの一言に尽きる。(c) 2021 朝井リョウ/新潮社(c) 2023「正欲」製作委員会インタビューでは、悩みながらもまっとうした佳道という役についての解説と、自らを「ハングリーマン」と言い切る、お茶目な表現で俳優という職業への入れ込みまで語ってくれた。演じた役は「すごく理解と共感ができた」――『正欲』で演じられた佐々木佳道は、いわゆるマイノリティに属する人間として描かれていました。どう読み解き、演じていったんでしょうか?佳道の性的指向の部分に関しての理解が、やはり一番難しいところでした。岸監督、プロデューサーと「どういう感覚に近いんだろう?」と、ああでもない・こうでもないと話し合いました。結果、佳道が持っている指向に関して「コレ」というものは見つからなかったけれど、人には隠しているマイノリティというところに、僕はすごく理解と共感ができたんです。なので、その感覚を大事にしたほうがいいんじゃないかと、最初に佳道を作っていった…近づけていったような感じでした。――生きづらさを抱えながらも、マジョリティに寄っていこうとしていた佳道ですが、夏月と再会し彼女と対話を重ねることで移り変わっていきますよね。佳道は最初、生きる上でカメレオンのように周りに溶け込んで生活をしなければならないみたいなことを考えたと思うんです。(大多数に)染まらなければいけないというのは、おそらくマジョリティの圧だとは思うんですけれど。世間の目みたいな部分で、彼なりになるべく馴染もうと、頑張ろうとしていたと思うんですね。でもそれはやっぱり自分を苦しめてるだけであり、自分らしさはなくなってしまうので、葛藤はすごくあったと思います。その狭間でかなり闘っているんだろうし、そこで生きている人だな、というのは感じていました。新垣結衣、稲垣吾郎との共演――夏月を演じられた新垣さんと磯村さんの空気感が、すごくぴったりでした。初共演ですよね?はい、そうです。新垣さんは僕がデビューする前からテレビでずっと見てきた方なので、最初はちょっと幻かな?と思いました。僕たちはガッキー世代なので(笑)!そういう方と対面してお芝居する不思議さは、どことなくありましたね。新垣さんご本人は、ものすごく柔らかい空気感をお持ちの方なんです。誰にでも優しいですし、おそらく感受性がとても豊かな方なんだろうなと、お芝居を一緒にやっていてすごく感じました。特に受けのお芝居が魅力的だなと思っていました。(c) 2021 朝井リョウ/新潮社(c) 2023「正欲」製作委員会――主演の稲垣吾郎さんに関しては、少ないシーンでしたがご一緒していました。いかがでしたか?稲垣さんとの撮影は本当に1日だけだったんです。しかも、かなりヘビーなシーンでご一緒したので、挨拶を交わしたくらいでした。そしてお芝居の演出上、(セットの)テーブルを挟んで2人とも無言で座っていて、お互い集中し合っている、みたいな感覚で緊迫していたので「稲垣さんは怖い方なのかもしれない…」という印象だったんです。だけど、撮影が終わって最近取材でご一緒したときに、すごくフランクにお話しさせていただいて「あれ!?全然怖くなかった!」みたいな(笑)。趣味も似ていたのでお話も弾みました、すごく楽しい方という印象に変わりました。また共演できる機会をいただけたら、そのときはもっといろいろお話したいです。「自分は自分でいい」「今の自分自身を認めてあげよう」――夏月と佳道の関係性については、どう解釈していきましたか?佳道にとって、夏月が一番の理解者であり支えてくれる存在なので、やはり逢うべくして出逢ったような運命的な二人だと思いました。再会の仕方も、ちょっと変わった出逢い方をしているじゃないですか。必然性も感じたので、導かれているものを大事にして二人の時間を紡いでいきたいなとやっていました。佳道として演じていて、夏月といる間はやっぱりいい時間が流れていたんですよね。今まで佳道が歩んできた社会の棘のあるような空気とはまったく違って、なんか…まろやかな時間になっているなあと感じました。しかも、恋愛にいくわけでもなく、お互いの指向だけで理解し合えている。その不思議な感じが、居心地が良かったんですよね。そこだけでつながることもできるんだな、という発見もありました。――恋愛ではないが強固な結びつきということですよね。磯村さんご自身も感じるところがあったんでしょうか?そうですね。佳道と夏月の出逢い方は、僕の中でも新しかったんです。その感覚で通じ合えて一緒に過ごすことができるのは、今の時代だからこその形なのかもしれないなあって。ただ、すべては本人次第で他人がああだこうだいうことじゃないな、というのはすごく感じています。ここ数年、作品を通したり、出会った人と話す中で共通して思うのはそこです。すべて本人たちがよければ、それが一番の幸せなんじゃないかと感じています。――磯村さんご自身は『正欲』という映画を、どんな風に受け取りましたか?観終わった感覚で言えば、ものすごく温かい気持ちになったんです。「自分は自分でいいんだな」と思わせてくれたというか、救われるというか。観終わった後にホワーッとする感覚になれる映画でした。人とのつながりの大切さ、今の自分自身を認めてあげようというメッセージを僕は受け取りましね。常にハングリーマンで「貪欲さは大事に」――劇中では、「人生の通知表」という言葉が出てきました。磯村さんが現段階でご自身の人生に通知表をつけるなら、どうなりますか?「5」がマックスだったら、「2」「3」ぐらいじゃないかな?――え!どうしてそんなに低いんですか?だって「5」にしたら面白くないじゃないですか!――なるほど!伸びしろですね。そうです、伸びしろです!やっぱり、「5」にしちゃうと、先がないのでつまらないですよね。登っていくほうが面白いと僕は思うんですよ。なので今は「2」「3」がバーっといろいろある感じかなあと思います。そのほうが自分はまだ挑戦していけますし。…逆に「5」なんて作りたくないって思うんです。それぐらいがちょうど役者は楽しいんじゃないかなあと。ずっとなんかもうひとりの自分を追いかけている、みたいな。その追いかけっこみたいなのが楽しいと思ってます。僕は、ハングリーマンです(笑)。――「5」にならずずっとハングリーでい続けるために、今後の自分に期待したいことは何ですか?例えば、10年後に同じことを聞いていただいたときに「5ですね(きりっ)」とか言わない自分でいたいです。万が一、「5だね」とか言ったら、過去の自分が殴り行きますよ。「お前、そんなことを言うようになったか!!」って(笑)。それぐらいの貪欲さは、何年経ってもずっと取っておきたいというか、大事にしておきたいなとすごく思っています。【磯村勇斗】スタイリング:笠井時夢/メイク:佐藤友勝(text:赤山恭子/photo:You Ishii)■関連作品:正欲 2023年11月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2021 朝井リョウ/新潮社ⓒ 2023「正欲」製作委員会
2023年11月13日稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗らが出演する朝井リョウ原作映画『正欲』が、11月10日(金)本日公開。この度、新垣さんと磯村さんが共演する、劇中の印象的なワンシーンが到着した。家庭環境、性的指向、容姿――様々に異なる背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく衝撃的な物語を映画化。今回公開されたのは、夏月(新垣さん)と佳道(磯村さん)、同級生のある会話シーン。大人になってから思わぬ形で再会し、やがて互いに“ある秘密”を抱えていることを共有する仲になるふたり。公開中の予告編で、「自分がどういう人間か、人に説明できなくて息ができなくなったことってありますか?」(夏月)、「誰にもバレないように、無事に死ぬために生きてるって感じ」(佳道)と語るように、ある秘密のためにどこか生きづらさを感じている。そこで佳道は、「これで擬態できないかな、世間並みに」と夏月に指輪を差し出し、「この世界で生きていくために、手を組みませんか?」と提案し、夏月も笑顔で応える。今回の出演について磯村さんは、「非常に難しい役と出会ったという印象でした。岸監督やプロデューサーと何度も話し合ったぐらい、掴むのが難しかった。でもこの作品が届けたいメッセージは非常に今の時代に合っているし、何か救いになるのではないかと思いました」と苦労を明かす。新垣さんは「夏月ひとりの場面の撮影はずっと重くて、苦しいなという感覚でした」と語るも、「磯村さんがクランクインされて、佳道とふたりの場面になったら本当にホッとしたんです。夏月たちも実際にこういう気持だったのかもしれないなって、そのときにすごくリアルに感じました」と磯村さんとの充実した撮影をふり返っている。『正欲』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:正欲 2023年11月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2021 朝井リョウ/新潮社ⓒ 2023「正欲」製作委員会
2023年11月10日本日11月10日(金) より公開された映画『正欲』より、新垣結衣と磯村勇斗の共演シーンが公開された。本作は、第34回柴田錬三郎賞を受賞した朝井リョウによる同名小説の映画化作品。家庭環境、性的指向、容姿など“選べない”背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何かというテーマを炙り出す。キャストに稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香らが集結し、『あゝ、荒野』(2017)、『前科者』(2022) などを手掛けた岸善幸監督がメガホンを取った。公開されたのは、新垣演じる夏月と磯村演じる佳道のある会話シーン。中学時代の同級生だったふたりは大人になってから思わぬ形で再会し、やがて互いに“ある秘密”を抱えていることを共有する仲になる。“ある秘密”のためにどこか生きづらさを感じているふたり。そこで佳道は、「これで擬態できないかな、世間並みに」と語りながら夏月に指輪を差し出し、「この世界で生きていくために、手を組みませんか?」と“提案”を持ちかけ、夏月も「いいね、それ」と笑顔で答えるのだった。この先、夏月と佳道を待ち受けるものとは──?本編が待ち遠しくなる映像となっている。磯村は今回の出演について、「非常に難しい役と出会ったという印象でした。岸監督やプロデューサーと何度も話し合ったぐらい、掴むのが難しかった。でもこの作品が届けたいメッセージは非常に今の時代に合っているし、何か救いになるのではないかと思いました」と役作りにおける苦労を語った。一方新垣は、「夏月ひとりの場面の撮影はずっと重くて、苦しいなという感覚でした」と語るも、「磯村さんがクランクインされて、佳道とふたりの場面になったら本当にホッとしたんです。夏月たちも実際にこういう気持だったのかもしれないなって、そのときにすごくリアルに感じました」と、磯村との充実した共演を振り返った。映画『正欲』本編映像「この世界で生きていくために、手を組みませんか?」<作品情報>映画『正欲』公開中(C)2021 朝井リョウ/新潮社(C)2023「正欲」製作委員会関連リンク公式サイト::
2023年11月10日11月1日に閉幕した第36回東京国際映画祭で観客賞と最優秀監督賞の2冠に輝いた岸善幸監督の『正欲』が、10日(金) に全国公開される。稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗はじめ、人気俳優が顔を揃える作品だが、多様性について改めて考えさせられるシリアスな群像劇。50万部を超える朝井リョウのベストセラー小説の映画化だ。『正欲』LGBTQのような性的マイノリティの人への偏見や差別をなくそうという考えが社会の主流になり、さまざまな性的指向を個性と認め合う多様性の時代だ。一方で、反社会的な小児性愛からみの事件や、スキャンダルも後をたたない。そんな中で、この映画は、「マイノリティの中のマイノリティ」を取り上げた。ここまで深い部分にスポットをあてた作品は、観たことがない。昔、酒席でたまたま高名なSM作家と話す機会があったときに「1000人いれば、1000人のフェチがある」といわれ、そんなものかな、とすこし違和感を覚えた記憶があるが、世の中の片隅で息を潜めていた人たちの存在が、SNS全盛となって、すこしずつ水面に浮かび上がってきた。この映画は、まさにそういう時流の象徴かもしれない。5人の男女をメインにした群像劇だ。稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香が演じている。別々の場所で生活し、境遇も違う彼らの日々が並行して描かれ、時間の経過とともに、交差し、からみ合い、そして事件がおきる、という展開。この5人の日常のなかで、フェティシズム、同性愛、小児性愛、男性恐怖症、ルッキズム、そして不登校といった現代の諸相も、映し出す。脚本は、『あゝ、荒野』に続き岸善幸監督とタッグを組んだ港岳彦が手がけ、朝井リョウの原作小説とは少し構成を変えている。稲垣吾郎が演じる横浜地方検察庁の検事・寺井啓喜は、不登校で引きこもりの息子を抱え、妻との関係はあまりよくない。ごく“普通”の、つまり大多数の指向をもった中年男性、という設定だ。検察事務官(宇野祥平)と共に担当する事件の中で、世の中のさまざまなマイノリティと関わりを持つことになるが、今回の事件によって彼の中にも、ある変化が訪れる。桐生夏月(新垣結衣)は、地元広島のショッピングモールで働くアラサーの独身。彼女は、中学の同窓会で佐々木佳道(磯村勇斗)と再会し、中学時代から抱いていた不思議なシンパシーを思い出す。実は、ふたりには忘れられない鮮烈な過去の出来事があったのだ……。そして、横浜の大学に通う学生・神戸八重子(東野絢香)。性的トラウマを抱え、男性に嫌悪感を抱いているが、大学で行われるフェスで、ダンスサークルに所属する諸橋大也(佐藤寛太)と出会い、無機質な彼の魅力に惹きつけられていく……。観ているうちに引き寄せられ、目が離せなくなるのが、夏月と佳道。ふたりは再会して、実は性的指向が共通であり、お互いにとって初めての理解者だとわかるのだ。その後、彼らが選んだ生き方、ライフスタイルには、率直に言って驚かされてしまう。岸監督はあるインタビューで、「今の“多様性”ですくい取れないマイノリティーで、社会から疎外され、なじめない生き方をしてきたふたりがどう結ばれるか、大きなテーマだった」と語っている。原作のなかに、「社会からほっとかれるためには社会の一員になることが最も手っ取り早い」という一節がある。夏月と佳道は、ノーマルな市民生活に溶け込んでいたのだが……。思いもかけない展開。ラストは、希望が見えた、とはいわないが、ほんの小さな灯りがともる。ところで、『正欲』には『(ab)normal desire』という英語タイトルがついている。なるほど、これは面白い。(ab) という言葉が意味深だ。「ノーマルな欲望とアブノーマルな欲望、どちらも同じ欲望にほかならない……」と読み取った。自分ではごくノーマルと思える指向も、別の角度からみたらアブノーマルということはある。普通の男を演じた中で、稲垣吾郎がふっと見せる軽い狂気。難役にチャレンジし複雑な心のひだを絶妙に表現した新垣結衣。そして、まさに旬、ノリにのる磯村勇斗。年末年始発表される映画賞に、どんな風にからむかも楽しみ。文=坂口英明(ぴあ編集部)【ぴあ水先案内から】笠井信輔さん(フリーアナウンサー)「……人と違う生き方が否定され苦悩する“個性的”な人たち。「普通って何?」という問いかけが胸に刺さる……」笠井信輔さんの水先案内をもっと見る()中川右介さん(作家、編集者)「……稲垣吾郎演じる検事だけが、自分こそ普通だと確信しているのだが、一番異常に見えてくる皮肉……」中川右介さんの水先案内をもっと見る()平辻哲也さん(映画ジャーナリスト)「……出演者でも際立つのは、磯村勇斗だ……」平辻哲也さんの水先案内をもっと見る()(C) 2021 朝井リョウ/新潮社(C) 2023「正欲」製作委員会
2023年11月06日俳優の磯村勇斗が2日、都内で行われた映画『正欲』(11月10日公開)の学生限定試写会に出席。高校生や大学生などからの質問に真摯に回答した。本作は、累計50万部突破の朝井リョウ氏による同名小説を、映画『あゝ、荒野』や『前科者』などの岸善幸監督が映画化。家庭環境、性的指向、容姿――様々に異なる背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出す。磯村は、両親の事故死をきっかけに広島に戻ってきた夏月(新垣結衣)の同級生・佐々木佳道を演じた。高校生や大学生など学生85人が映画を鑑賞したあとのイベントに参加した磯村。昨日まで開催されていた第36回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、最優秀監督賞と観客賞をダブル受賞したことに「監督賞はイコール作品賞だと思う」と高い評価に笑顔を見せると「観客賞がとてもうれしい。観ていただいた人の評価が一番」と多くの支持を集めたことに喜びを見せる。この日は映画を観た学生たちが直接磯村に質問するコーナーも。「あってはならない感情なんて、この世にはない」という言葉が印象的な本作にちなみ、磯村にとって「こんな感情があったんだ、と思ったことは?」と質問されると「今まで一人でいることが好きなタイプで、人に誘われても嫌だと断りがちだったのですが、最近人恋しくなった。どこかに出掛けたいというよりは、誰かに会いたいという気持ちが湧いてくるようになった」と回答。さらに「呼吸のようになければならないものは?」という質問に磯村は「人」と即答。続けて「自分一人で生きていけるところもありますが、周りの人によって人格は形成されるもの。人との出会いはなくてはならないものだと思います」と語った。また芸能の仕事を「欲の対象になる側」と定義した大学生は、本作で磯村が演じた佳道を「欲を消費する側」とし、正反対の役柄を演じたことで感じたことについて問いかけると、磯村は「なんて鋭い質問なんだ」と驚き顔で「僕は自分を商品と呼ばれることが嫌いなのですが、消費されていく仕事であり、誰かの欲の対象になるという側面は理解しています」と述べる。さらに磯村は「敢えて“商品”という言葉を活かすなら、ちょっとフレーバーを変えつつ、長く愛される“商品”でいたい。消費される生き物であるならば、ゼロにはさせたくないです」と素直な気持ちを吐露していた。その後も、学生からの鋭い質問は続き、作品にちなみ「これまでかけてもらった言葉でうれしかったものは?」という質問には映画『ヤクザと家族 The Family』で作品を共にした藤井道人監督から「監督と役者は夫婦」と言われたことをあげる。磯村は「夫婦はぶつかるし理解し合える。そうやって歩んでいきたいと言われて肩の荷が下りた」と振り返ると「役者は監督の指示に従うものという面はありますが、相談してもいいんだと言ってくれているのだなと。それはスタッフ同士でも、役者の先輩でも。そうやって話し合える関係性でモノづくりができることは素敵ですよね。いまの若い子にもそういう場を作っていきたい」と思いを語っていた。
2023年11月02日俳優の磯村勇斗が25日、都内で開催中の「第36回東京国際映画祭」(TIFF)内で行われた映画『正欲』(11月10日公開)のワールドプレミア舞台挨拶に、主演の稲垣吾郎、新垣結衣、佐藤寛太、東野絢香、岸善幸監督とともに登壇した。コンペティション部門に選出されている『正欲』は、朝井リョウ氏による同名小説が原作。家庭環境、性的指向、容姿――異なる背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく。検察官として横浜検察庁に務め、妻と息子と3人でマイホームに暮らす寺井啓喜を稲垣、広島のショッピングモールで契約社員として働く桐生夏月役を新垣、両親の事故死をきっかけに広島に戻ってきた夏月の同級生・佐々木佳道を磯村、ダンスサークルで活動し、大学の準ミスターに選ばれるほどの容姿を持つ諸橋大也を佐藤、大也と同じ大学に通う神戸八重子を東野が演じた。磯村は本作で稲垣と初共演。「稲垣さんとのシーンはわずかだったんですけど、忘れられないぐらい、稲垣さん演じる寺井が空気も含めて怖かったです」と振り返り、「とても助けていただいたというか、あの空気を出していただいたので、もう何もしなくてよかったという感じでした。それぐらい引っ張っていただきました」と感謝した。稲垣も、新垣と磯村と初共演した感想を聞かれると「普段からいろんな作品で拝見している素晴らしい俳優さんたちなので共演できるというのは本当にうれしく思いました」と喜びを述べ、「普段見させてもらっている表情と違った、映画の登場人物になりきった、新垣さんなら夏月、磯村さんなら佳道としてそこに存在していたので、僕も自然とその世界に誘われて気持ちよく演じることができました」と称賛していた。
2023年10月25日映画『正欲』(11月10日公開)に出演する稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香が23日、東京・日比谷で行われた「第36回東京国際映画祭」(TIFF)のレッドカーペットに登場した。コンペティション部門に選出されている『正欲』は、朝井リョウ氏による同名小説が原作。稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香を出演者として迎え、家庭環境、性的指向、容姿――異なる背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく。フォーマルな衣装でレッドカーペットに登場した5人。稲垣は「すごい華やかですね。華やかな映画祭の祭典、東京国際映画祭にお招きいただきありがとうございます」と挨拶し、本作について「出演者みんなそれぞれ覚悟の必要とした作品だったのですが、それが報われる素晴らしい作品に仕上げていただきました。ぜひ映画館で見ていただきたいと思います」と自信をのぞかせた。今年の「東京国際映画祭」は、10月23日から11月1日の10日間、昨年に引き続き日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区にて開催。上映作品数は昨年の174本から219本に増加し、海外ゲスト数も昨年の104人から600人以上と大幅に増える見込みとなっている。コンペティション部門は、114の国・地域から寄せられた1942本の中から15作品が選ばれ、日本からは『正欲』(岸善幸監督/稲垣吾郎主演)、『曖昧な楽園』(小辻陽平監督/奥津裕也主演)、『わたくしどもは。』(富名哲也監督/小松菜奈&松田龍平主演)の3作品が選出されている。撮影:蔦野裕
2023年10月23日料理上手な弁護士のシロさん(西島秀俊)とその恋人で美容師のケンジ(内野聖陽)の日常を描く『きのう何食べた?』。その待望のseason2の放送が始まったばかり。磯村勇斗さんが演じるジルベールこと井上航は、パートナーの大ちゃん(山本耕史)やシロさん&ケンジを振り回す毒舌キャラにもかかわらず、愛されキャラとして大人気。多くの人に愛されるジルベールに出合え、とても大切な作品になりました。「普段、隠してしまっている本音の部分を航は思ったまま言えるところが、見ていて気持ちいいんですかね。わがままなところが母性本能をくすぐって面倒を見たいと思わせるというのもあるのかなと思います。僕は、あんな猛獣は大変だと思うんですけどね(笑)。ただ、棘のある言葉こそが、航にとっては実は喜びの表現で。美味しそうな表情をしたいのにむすっとしなければいけなくて、食事シーンでは毎回悩んでいますが、そのツンツンしたところが、やっと可愛いと思えるようになってきました。season2ではより意地悪になりつつ(笑)、居場所が見つかって、だいぶ大人に。ジルベールと家族の話も描かれますし、4人でいることがどれだけ大切なのか、より深く感じてもらえるはず」久しぶりに芸達者の4人が揃った現場は、親戚がお正月に集まったかのような温かい空気だったそう。「本当に不思議なんですが、自然と役に戻っていけたんですよね。4人でお芝居してすぐに『何食べ』のパズルが揃った感覚があったんです。内野さんと山本さんは、どちらかというと“動”で、西島さんは“静”のお芝居。今回、初めて西島さんと2人だけの芝居があり、互いに少し照れながら、また違った『何食べ』の現場を感じられました。それはお弁当を食べるシーンだったんですけど、本番で『航は自分で割り箸を割らないよな』とふと思い、『割って!』と言ったり。山本さんとのシーンは、同じということがないんですよ。朝から晩まで体力も使って芝居するので、運動しているみたいで。最後はおかしなテンションになりながら掛け合っていました(笑)。以前は、内野さん含め3人についていくのに一生懸命でしたが、今回はディスカッションで提案をさせてもらい、先輩方が受け入れてもくれ、より絆が深まりました」メインキャラクターの4人が同性愛者という設定の本作。season1が放送されてからの約5年で、日本でもセクシュアルマイノリティへの理解は深まりつつあるけれど…。「海外在住の知人からは、日本はまだ遅れているとも聞きます。わざわざLGBTQ+の話題をしなくてもいいところまで、認識が進めばいいと思いつつ、難しい問題ですよね…。『何食べ』は、性別に関係なく、人間同士の深い愛情を優しく描いていて、視野が広がるドラマ。そのシリーズが、これだけ愛され続けているということは、多様性に関心を持って応援していただけているんじゃないかと思います」『きのう何食べた? season2』シロさんとケンジの食卓を通して、リアルな日常や心情を描いた人気シリーズ。2019年にseason1が放送され、’21年に映画化。原作は、よしながふみによる大ヒット漫画。テレビ東京系にて毎週金曜24:12~放送中。©「きのう何食べた? season2」製作委員会©よしながふみ/講談社いそむら・はやと1992年9月11日生まれ、静岡県出身。2017年、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』で話題に。映画『月』が10月13日、『正欲』が11月10日にそれぞれ公開。来年には主演映画『若き見知らぬ者たち』が公開予定。ジャケット¥97,900Tシャツ¥27,500パンツ¥47,300シューズ¥101,200(以上TOGA VIRILIS/TOGA原宿店 TEL:03・6419・8136)※『anan』2023年10月18日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・笠井時夢ヘア&メイク・髙田将樹インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2023年10月14日