銀行、SA、神社…新型コロナ「年末年始の危険スポット10」
密だと思ったら、空いている別のATMを探したほうが無難です」
帝京大学大学院公衆衛生学研究科の高橋謙造教授もこう語る。
「銀行や郵便局は、いつも年末になると混み合います。店舗に入る前に検温や消毒を行う場所も多いですが、入口部分で密集が発生しますよね。そのため担当スタッフの方々が行列に先回りしてソーシャルディスタンスを確保したり、検温や消毒をして回ったりすることが重要です。
客側も、人の流れが滞っている場所には近づかないという意識を持つべきです」
年末の買い出しでは(4)デパートや(5)スーパーも特に注意が必要だ。
「デパートやスーパーなどは密集しやすい環境なので、通常よりも注意が必要です。新型コロナウイルスは基本的には感染していくため、どうしても外出しなければならない場合はマスク着用を徹底しましょう」(高橋教授)
また、帰省や正月旅行での移動も要注意。(6)地下鉄、(7)新幹線、(8)車、(9)サービスエリア(SA)なども高リスク地帯だという。
「電車内での感染でいえば、地下鉄などは空気が滞留しやすい。混み合っていると3密状態になりますし、換気もしにくいので好ましくありません。