2021年2月12日 15:37
「ネット遅すぎる」90歳男性が企業CEO宛に100万円で新聞広告
ネット配信の映画を見ていると、回線速度は時折1.5Mbpsまでに落ち、映画はまるでスライドショーのようだったとか。
地元テレビ局KTLAの取材に、エプスタインさんはこう語る。
「AT&Tには『あなたがたは一体いつ我々に高速回線を与えてくれるつもりなのか』とずっと電話をかけ続けていました。彼らは『もうすぐ、もうすぐですよ』なんて言いますけどね、何が腹立つって、『より早いインターネットを試して』という広告のチラシやメールをしょっちゅう寄越すんですよ」
業を煮やしたエプスタインさんは、AT&Tの本社があるテキサス州ダラスとニューヨークのウォール・ストリート・ジャーナルに上記の広告を出すことにしたのだ。かかった費用は計1万ドル(約105万円)。
新聞広告が掲載された日の午前中、AT&Tの広報担当者から直接エプスタインさんに連絡があり、「あなたのために何ができるか、調べてみます」と約束したという。エプスタインさんは、今回の行動がきっかけでノースハリウッドに光ファイバーが敷設されれば地域の皆のためになる、と1万ドルの使い途に満足しているそうだ。
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