2021年5月15日 06:00
「先生助けて…」兵庫の病床逼迫で町のクリニックに患者殺到
まず地域のかかりつけ医が患者を診断し、感染が判明すればすぐに治療を開始。酸素飽和度が93%以下なら、酸素も投入します。在宅医療で対応しながら入院を待つ。そのなかで重症になりそうな患者さんをピックアップして、保健所に連絡するのです。
私は400人以上のコロナ患者を診断し、100名の自宅療養者を管理してきました。しかし、看取りはゼロです。
今の保健所を中心としたやり方は、もう破綻寸前です。だから、私たち医師会と保健所のネットワークを強化して対処していく。
そういう大胆な転換が必要な時期にさしかかっているのではないでしょうか」
深刻な医療崩壊現場の実態。地域で一丸となって乗り越えることができるのだろうか。
「女性自身」2021年5月25日号 掲載
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