「西やん、たばこやめて」西田敏行を変えた吉永小百合の言葉
「“いつ死んでも悔いがないよう、1本でも多く作品に出たい”と事務所にスケジュールに空きがないほど入れてくれとお願いするようになったそうです」(映画関係者)
西田にとって、『いのちの停車場』で29年ぶりに共演した吉永小百合(76)は“命の恩人”だそう。
「ヘビースモーカーだった西田さんですが、大ファンの吉永さんから『西やん、役者を長く続けてほしいからたばこをやめて』と言われて禁煙するようになったんです。奥さんは苦笑していたそうです」(前出・映画関係者)
以来、できる限り体調管理に気をつけるようになったという。’16年に発売した自伝『役者人生、泣き笑い』(河出書房新社)で
《幸か不幸か、役者には定年がないので、生きている限り役者稼業を続けていくつもりです》
と宣言している西田。
「そんな西田さんが近年、役者人生の集大成として考えているのが、田中角栄さんを演じることなんです。清濁併せ持った絶大な政治力と自信に人として興味を覚えたそうです」(前出・テレビ局関係者)
西田は雑誌のインタビューでもこう語っている。
《血液型も同じB型で根底に人間が好きという思いがあるのを感じるんですよ。