くらし情報『コロナ禍の飲食店にとって“おひとり様”が希望の光になる理由』

2021年6月15日 06:00

コロナ禍の飲食店にとって“おひとり様”が希望の光になる理由

緊急事態宣言を受け、休業の張り紙が貼られた飲食店(写真:時事通信)

緊急事態宣言を受け、休業の張り紙が貼られた飲食店(写真:時事通信)



度重なる緊急事態宣言や酒類提供禁止によって、計り知れない打撃を受ける日本全国の飲食店。まるで飲食店が感染を拡大する悪者であるとするような言説も未だに後をたたない。人々の飲食店との向き合い方が転換点を迎える今、料理人として飲食業界の最前線に立つだけでなく、『おいしいものでできている』(リトル・モア刊)などを上梓する文筆家でもあるイナダシュンスケ氏に“孤食”について寄稿していただいた――。

飲食店には大きく二つの役割があります。

ひとつは「おいしい料理を食べるための場」としての役割、もうひとつが「コミュニケーションを深める集いの場」としての役割です。ただし、この二つははっきりとどちらかに分かれているわけではありません。例えば、おいしい料理を目的に友達同士で誘い合わせてレストランに赴く時でも、そこでの会話は料理のおいしさ、楽しさをより高めてくれます。

また接待や仕事上の付き合いで(時として渋々)会食に参加する場合でも、そこでの料理がおいしければ純粋にそれを楽しむひと時もあります。飲食店の役割は、料理人がおいしい料理を提供するとともに、サービスマンが円滑なコミュニケーションの場を提供することでもあるのです。

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