くらし情報『「天皇陛下が五輪に懸念」…異例の長官「拝察」発言に賛同相次ぐ』

2021年6月24日 21:56

「天皇陛下が五輪に懸念」…異例の長官「拝察」発言に賛同相次ぐ

’13年に東京五輪の開催が決まって以来、陛下は誕生日会見で毎年のように東京五輪について言及されてきた。しかし今年2月の誕生日会見では、陛下がその話題にふれることはなかった。代わりに何度も言及されたのは、コロナ禍に苦しむ国民への心配だった。

今月21日に皇后雅子さまと出席された日本学士院賞の授賞式でも、陛下は次のようにコロナ禍に言及されている。

「現在、我が国を含め世界各国は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大という大変に厳しい試練に直面しています。この試練を乗り越えるためには、国内外を問わず、私たちが、なお一層心を一つにして協力していくことが大切です」

国民の生命と生活を心配され続けてきた陛下。西村長官が伝えた「陛下の懸念」に、Twitter上では賛同を示す声が相次いでいる。

《これが国民の心に寄り添うということだろう》
《政府よりも国民のことを真剣に考えてくれてるよね、天皇陛下》
天皇陛下は、象徴天皇として政治的な発言をすることはできない。
そんな中、「拝察」という微妙な表現で陛下のご懸念を伝えた西村長官には《長官の感想ですよね?》《陛下の政治利用》との批判がある一方で、称賛の声も上がっている。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.