くらし情報『にしおかすみこ「個性も主体性もなく、周りに流された子供時代」』

2021年6月28日 06:00

にしおかすみこ「個性も主体性もなく、周りに流された子供時代」

の黒柳徹子さんの本があることを、ちょっと不思議に思っていました」

■周りに流されていた子供時代

毎週、家族で楽しみにしていた『ザ・ベストテン』。まわりではシブがき隊や少年隊が人気だったが、とくに好きなアイドルがいるわけでもなかったとか。

「個性がないから主体性もなく、まわりに流されやすい子でした。友達の誰かが『○○のファン』って言ったら、『私も』って、下敷きにそのアイドルの雑誌の切り抜きを挟むくらい。みんなに合わせていくうちに、いろんなアイドルの記事を切り抜くハメになっちゃって」

初めて買ったCDも、適当に選んだものだったという。

「あんまりお金のない家だったので、父がローンを組んで高いステレオを買ってしまったときは、母がめちゃくちゃ怒って……。父はショボ〜ンとしていたんですが、せっかく買ったんだから、使いたいじゃないですか。電器屋さんがギルバート・オサリバン(ポップス歌手)のCDをつけてくれていたのですが、これじゃあないよねってCD店へ。
棚を“ア行”から見て、最初のほうにあったアルフィーのCDを買いました」

アルバムのタイトルは忘れてしまったが、『星空のディスタンス』(’84年)

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.