くらし情報『LiLiCo いじめられていた子供時代「心の拠り所はカルチャーだった」』

LiLiCo いじめられていた子供時代「心の拠り所はカルチャーだった」

「日本語が読めなかったので、誌名すらわかりませんでしたが、アイドル雑誌にはたぶん、時代的に中森明菜さんや河合奈保子さんが取り上げられていたと思います」

母親がアイロンをかけながらいつも聴いていた『ルビーの指環』(’81年)も、いまだに覚えているという。

「いまでも思い出すレコードは早見優さんの『渚のライオン』(’83年)。『日本人は英語ができない』と聞かされていたから、抜群にうまい早見優さんの英語の発音を聞いたときは“英語ができないって本当なの!?”って思ってしまいました。あとからハワイ育ちと知って、なるほどって納得したんですけど」

スウェーデンの雑誌は薄いものが多いが、日本のアイドル雑誌は分厚くて見応えがあった。

「きれいに印刷された写真もふんだんにあって、かわいいアイドルが起用されている広告を見るのも大好きでした」
ヨーロッパカルチャーで影響を受けたのは、ドイツ出身のサンドラという歌手だ。

「2〜3曲しかヒットしなかったんですが、ディスコに詳しい人なら知っているかもしれません。彼女の、シャツにベスト、ロングスカート、その上からダブルベルト、腕には太いバングルで、マニキュアはネオン・カラーという、’80年代ファッションをよくマネしていました。じつは今日も、そのころのファッションをモチーフにしているんですよ!」

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