2021年7月7日 15:50
“ぼけ封じ観音”も…神社仏閣ナビゲーター推奨「ぼけ封じ神社」
その規模は、深さ5メートル、参道約100メートルと壮大。地下仏殿内の石仏を拝むと、四国八十八ヶ所・西国三十三所すべて巡ったのと同じ御利益があるという。境内に祭られるぼけ封じ観音菩薩様は、長寿化による病や認知機能低下への恐れを抱く人の心のよりどころとして参拝されている。
「観音様は人間との距離が近く、参拝者の心に寄り添って、願い事を聞いてくださいます。ご本尊→地下仏殿→ぼけ封じ観音様の順に参拝を」
■「今熊野観音寺」京都府京都市東山区泉涌寺山内/参拝時間・8:00~17:00
平安初期より信仰を集めている今熊野観音寺。当時、後白河法皇の持病であった頭痛を十一面観音菩薩様が御夢告により、封じたといわれている。住職によると“観音様は決まったひとつの姿だけではなく、さまざまな姿に変わって人々を救ってくれる”とのことだが、この頭痛を封じた観音様が、現在はぼけ封じの願いを聞いてくれる。
「ここでは、身代わり石仏を奉納できるので頻繁に参拝に行けない人も安心。
石仏に健康長寿を祈願してぼけ封じ観音様に奉納すると、万病を代わりに引き受けてくださり、あなたを守ってくれるでしょう」
■「北海道東照宮」