2021年8月26日 11:00
「40〜50代も、半年後“3回目のワクチン接種”を」医師が警鐘
ブースター接種は、その工場をさらに強化させ、感染や重症化の予防効果を高める目的があるのだという。
「日本でも2回のワクチン接種をした人の感染者が少しずつ出てきていますが、ある一定以上の抗体価を維持しなければ、感染を十分に予防することはできません。2回目の接種後、高齢者は半年経過した段階で3回目の接種を行い、抗体価を再び上昇させることが安全策になるのです。現在の感染拡大の状況を考えると、高齢者だけでなく、感染予防効果を維持するためにも、40〜50代の人も半年から1年おきなど定期的にワクチン接種をして、抗体価を上げておく必要があると考えます」
■ワクチン3回目接種の副反応は?
国内ではデルタ株が猛威をふるい、さらにラムダ株という変異株の脅威も迫っている。読者世代でも3回目の接種は不可避といえるのだ。
そこで気がかりなのが副反応。1回目よりも2回目のほうが強く出るという統計もあるが、3回目はどうなってしまうのか……。
「ブースター接種を先行しているイスラエルの60歳以上のデータでは、88%の人が、2回目の接種時の副反応よりも『少ない』『軽度』と答えています。
2回目の接種よりも、副反応は軽くなる傾向が予想されます。