2021年9月13日 06:00
三井ゆり語るE.T.ブーム「シワシワでおじいちゃんに似ていた」
初めて友達と映画館に行った当時は中学生
住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代に感動で涙した映画の話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょうーー。
「先日、『E.T.』(’82年)のDVDを借りて、大学1年生の娘と高2の息子と一緒に、久しぶりに見たんです。キョロキョロしていて仲間とはぐれ、地球に置いてけぼりにされたE.T.を見ていたら、昔、ディズニーランドで迷子になった息子を思い出してしまいました」
そう語るのは、タレントの三井ゆりさん(53)。約40年前の作品だが、家族全員で楽しめたという。
「E.T.を乗せた自転車が空を飛ぶシーンは、もうダメ。子どもたちに『お母さん、泣きすぎ』って笑われましたけど、見終わると、『すごくよかった!』って感動していました。いまと比べるとCGや特殊技術では劣っているのでしょうが、それを超えた作り手のエネルギーが詰まっているから、人の心を動かすんでしょうね」
そんな作品であふれた’80年代に、青春時代を過ごした三井さん。
「弟がよくファミコン(’83年発売)で遊んでいましたが、私はゲームが苦手で。