くらし情報『菅政権の負の遺産 緊急事態宣言による経済損失6.8兆円、格差の拡大…』

2021年9月15日 11:00

菅政権の負の遺産 緊急事態宣言による経済損失6.8兆円、格差の拡大…

(永濱さん)

解除しては、すぐに感染者が増えて再発令。緊急事態宣言の乱発については、場当たり的な対応を繰り返すことで、人々の警戒感を弱めてしまったという指摘も多い。

さらに、経済損失の裏で、格差も広がっていると永濱さん。

「コロナショックの影響で、サラリーマンの給与は低迷していますが、その一方で株高などにより富裕層の財産所得は堅調です。日本経済は菅政権前から、中産階級の貧困化とインフレが重なり、富裕層との格差が広がっていました。生活必需品の価格が上昇基調にあるなか、よりいっそう格差が広がることが懸念されます」

■次期首相が背負う課題「菅政権の負の遺産」

国民の命と暮らしを守るーー。そう繰り返した菅首相。経済損失や格差以外にも、多くの課題が次期首相に引き継がれる。


【森友学園問題】

学校法人森友学園への国有地売却をめぐる財務省の文書改ざん問題。国はその過程をまとめた「赤木ファイル」の存在を認めたものの、再調査は行わず問題の真相も解明されないまま。

【桜を見る会】

菅首相がはぐらかし続けた、安倍前首相の「桜を見る会」問題。会前日の夜に行われた懇親会を巡り、安倍前首相が不起訴になったことを検察審議会は「不当」

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