2021年9月15日 11:00
菅政権の負の遺産 緊急事態宣言による経済損失6.8兆円、格差の拡大…
と議決した。
【河井夫妻 大規模買収事件】
河井克行元法相夫妻による選挙区買収事件。原資とされる自民党から渡った1億5,000万円の使途や提供経緯はいまだ不明。河井案里氏の擁立を主導したのは当時官房長官だった菅首相。
【総務省幹部 接待事件】
菅首相の長男が勤める「東北新社」の総務省幹部の接待問題。忖度が働き行政がゆがめられた疑惑もある。「(息子は)別人格」と野党の追及をかわし、事実解明には積極的に動かず。
【IR事業を巡る汚職事件】
現職の国会議員に実刑が下されたカジノを含む統合型リゾート(IR)施設事業を巡る汚職事件。
責任を問う声も大きいが、カジノ推進の旗振り役の菅首相は説明をつくさなかった。
【黒い雨訴訟】
広島で原爆投下直後に降った「黒い雨」を巡り、広島高裁は原告全員を被爆者と認めた。しかし、より広範な被害者の救済に向けた審査基準の見直しに関する具体的な動きはないまま。
【子ども庁】
「何としても進めたい」と待機児童や虐待、貧困などの課題に取り組む省庁作りを牽引。組織や政策の議論、予算の中身については今年末に固まる予定だったが、発足さえ不透明な状況に。
【デジタル庁】
IT施策を一元化する新省庁は首相の肝いり案件。