2021年9月25日 11:00
隠したい情報は“秘密基地”へ…スマホ遺品管理術を専門家が解説
「自分保管用」メモに記してもよいが、自家製「スペアキー」の作成を古田氏は提案する。
「名刺サイズの紙にパスワード&IDを記し、その上を修正テープで二重にマスクしてスクラッチカードにして金庫へ。コインで削れば文字を読み取れます」
■基本的に相続できないSNSはどうすればいいのか?
【SNS系は必要があれば死後管理人を生前に決める】
「家族に内緒でやっているなら、匿名化してパスワードは自分だけで把握し、誰にも触らせないことにしてもいい。あるいは『Aさんに託す』などと名前を記し、選任しておきましょう」
死後の対応はSNSによってバラバラだが、LINEやTwitterのように、基本的には相続できないと思っておいていい。例外的にFacebookとInstagramは故人のページが荒らされないよう保護する「追悼アカウント」機能を提供。とくにFacebookは自分の代わりにページを管理する「追悼アカウント管理人」を生前設定でき、死後に抹消を依頼することも可能だ。
■残しておきたい「家族伝達用」メモに漏れなく洗い出す
【電子マネー】
「電子マネーは基本的に相続対象ですが、(名義人が亡くなるなど)