くらし情報『来年2月にピークの予測も…専門家に聞く「コロナ第6波」の備え方』

2021年10月29日 06:00

来年2月にピークの予測も…専門家に聞く「コロナ第6波」の備え方

その粒子を吸うことで感染が起こります。冬は乾燥しているため、粒子が小型化。鼻やのどにとどまらずに、肺の奥まで直接入り、肺炎を発症させるリスクが高くなります。空気の流れに乗って運ばれるウイルスをいかに避けるかが重要です」

そのうえでカギを握るのが、マスクと換気だ。

「感染者数が激減した今は、そう厳しく着用を求める状況ではないですが、流行再燃時には、十分な性能がある不織布マスクを隙間なく着用することが大切です。屋外の密でない状況ならマスクを外しても問題ありません。マスクが必要なとき、そうでないときのメリハリを上手につけましょう。これからの季節は、室内の換気がおろそかになりがちですが、常に空気を入れ替える意識を持ってください。
特に冬は窓を1カ所ほんの5センチくらい開け、暖かい空気を外へ逃がし、冷たい空気を中へ入れる温度差換気が効果的です」

いたずらに恐れて生活する段階から、一歩踏み出すことが大切だという。

「ただ、ワクチン接種を済ませていても、感染拡大の局面では重症化リスクの高い高齢者と会うときには細心の注意を払うべき。また危ないと考えられる場所には近づかない心がけも必要。とはいえ、息が詰まるような感染対策だけでは心身ともに疲弊します。

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