くらし情報『来年2月にピークの予測も…専門家に聞く「コロナ第6波」の備え方』

2021年10月29日 06:00

来年2月にピークの予測も…専門家に聞く「コロナ第6波」の備え方

来年2月にピークの予測も…専門家に聞く「コロナ第6波」の備え方


全国19都道府県に発出されていた緊急事態宣言が解除されてから約1カ月。

新規感染者数は全国的に激減。東京都でも7日間の平均感染者数が1年4カ月ぶりに50人を下回り、酒類の提供や営業時間の制限もなくなり、夜の街に人出が戻っている。その一方で、多くの人の心にあるのが“第6波”への不安だ。

グラフ(画像参照)を見てほしい。東京都での新規感染者数が来年1月以降から急激に増加し、2月中旬には1日当たり1万人を超えるという試算である。今年8月の第5波の都内の感染者数のほぼ2倍になるということだ。この試算をした、東京大学大学院経済学研究科の仲田泰祐准教授は次のように語る。


「試算は、年末までに全人口の8割が2回のワクチン接種を終え、11月上旬から時短営業やイベントの人数制限などが解除されて、社会や経済活動のアクセルを強く踏んでいると仮定しています。

1人の感染者が何人に感染させるかを示す『基本再生産数』は3.75で、医療受入れ態勢を現状の1.5倍と想定しました」

ピークを過ぎると感染者数が急激に減少するのは、医療が起こり、このままでは適切な治療を受けられないという人々の恐怖心が、感染リスク回避行動につながると考えられるからだという。

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