平原綾香 父の診察中に泣き崩れ…1年半前から続いていた一家の壮絶闘病
まことさんが診察を受けている間、平原と、まことさんの妻・A子さんは待合室のソファに座っていた。
しかし、不安と悲しみが込み上げてきたのか、平原が母の膝の上で泣き崩れることも。薬を院内の薬局で受け取り、病院を出るときの平原の目は涙のために腫れていた……。
「平原家は綾香さんのお姉さんでシンガー・ソングライターであるAIKAさんも含め4人家族。
まことさんはこの世代の男性には珍しく、育児にもとても協力的で、保育園送迎も担当していました。また彼は家族の時間を大事にしていて、平原家の家族ルールとして“朝ごはんは4人そろって食べること”を決めていました。まことさんは前夜の帰宅がどんなに遅くとも、いっしょに朝ごはんを食べていたそうです。
そんなまことさんのご体調が心配だったのでしょう。
綾香さんは忙しいスケジュールのなか、まことさんの外出にも付き添うようにしていたのです」(平原家を知る音楽関係者)
■本人の希望でがん闘病は公表しなかった
だが、まことさんのがん闘病は、身内のごく一部にしか知らされておらず、1年半にわたって秘められてきた。それは、まことさんの強い希望だったようだ。病院で平原一家を目撃した後、本誌はまことさんや平原の所属事務所に事実確認を申し入れた。