くらし情報『医師に聞いた続けるべき感染対策「トイレの“フタ”は今後も習慣に」』

2021年12月29日 11:00

医師に聞いた続けるべき感染対策「トイレの“フタ”は今後も習慣に」

正しく装着しましょう」(児玉さん)

■できれば続けるべき対策

カラオケの自粛は、もう少し続けたほうがいいかもしれない。

「歌う行為で飛沫が飛びます。コーラスで感染が広がったケースもありました。どうしてもカラオケをする場合は、いつも一緒にいるメンバーや家族など限られた人で、広めの部屋を選びましょう」(久住さん)

コロナウイルスは便にも混じっているため、トイレを流す際、便座のフタを閉めることが呼びかけられていたが。

「ノロウイルスなど、コロナ以外の対策にもなるので、今後も続けていい習慣ですね」(久住さん)

■感染者が増えなければ、やめていい対策

新規感染者が全国で300人以下に抑えられている現在の感染状況が続けば、’21年末に自粛していた行為をある程度、解禁しても構わない。米国立研究機関の博士研究員・峰宗太郎さんはこう語る。

「自粛していた忘年会や新年会は、感染状況が落ち着いていれば行ってもいいでしょう。マスク会食は難しい部分もありますが、料理は小分けしてもらう、密にならないようにし、定期的な換気をしてくれる店を選ぶなど、対策を忘れずに」
屋外のスポーツ観戦、話さないクラシックコンサートや映画鑑賞なども、基本的な感染対策をすれば、自粛しなくてもよさそう。

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