くらし情報『倉田てつを 仮面ライダーBLACKを呆れた商業利用で大トラブル【2021年ベストスクープ】』

2021年12月27日 06:00

倉田てつを 仮面ライダーBLACKを呆れた商業利用で大トラブル【2021年ベストスクープ】

厨房から倉田が現れ客前で挨拶すると、すぐに厨房に戻り姿を消した。会計後、配られたステッカーにはAさんのフィギュアと一緒に映った倉田の写真が。この種のステッカーがオンラインショップでは500円で販売されているという。

「本来はプライベート扱いのはずが、倉田さんの店の客集めにフィギュアが利用されているわけで、違法行為になります」(Aさん)

倉田を古くから知るBさんは、

「倉田氏は一時期、オンラインショップで仮面ライダーを意識した『Black Tシャツ』を1枚5千300円で販売。SNSでの炎上後は名前を“オリジナルTシャツI”に変更。現在は販売を休止しています」と嘆く。

知的財産法に詳しい松本賢人弁護士は言う。

「等身大フィギュアについては、その写真を使ってDVDやステッカーを作った時点で著作権を侵害する可能性が。
罰則は10年以下の懲役、1千万円以下の罰金です。ライダーのロゴマークを勝手に使ったグッズを販売しているとすれば、商標登録や意匠登録をしていなければ著作権の問題になります」
前出のBさんは訴える。

「倉田氏は著作権に対する意識が低いんです。たとえばイベントに“仮面ライダー”と入れると、著作権使用料を東映に支払う必要があります。

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