くらし情報『小栗旬 大河抜擢にあった“北条氏の末裔”高倉健さんとの奇縁』

2022年1月6日 06:00

小栗旬 大河抜擢にあった“北条氏の末裔”高倉健さんとの奇縁

があり、高倉さんの名が記された塔婆が立っていた。

■健さんが綴った《ぼくの血が平静ではいられなくなる》

生前、高倉さんは盟友の小林稔侍(80)とともに何度も現地を訪れたとエッセイに綴っている。

《宝戒寺は秋の白萩、また冬の椿が美しい寺だ。その花々にも北条一門の魂が宿っている気がする》
《何度訪ねても、そこではぼくの血が平静ではいられなくなるらしい》(『あなたに褒められたくて』)

地元関係者は言う。

「ご住職も『高倉さんはいつも背筋を伸ばして決して姿勢を崩さない、礼儀の正しいご立派な方』とお話されていました」

実は5年前、そこから車で10分ほどのお寺に、高倉健さんの慰霊碑も建立されていた。

「こちらのお寺も、北条氏が開祖です。高倉さんは浄土宗と深いかかわりがあり、北条氏が自分のルーツという強い自覚もあり、ご遺族が慰霊の墓碑として建てられたといいます。墓碑の高さは高倉さんと同じ180cm。
ご本人の映画人生の節目となる年に段差が作られています。今も毎月のように、ご遺族やファンの方々が定期的に献花されています」(前出・地元関係者)

慰霊碑の建立と同じ年、高倉さんの魂を小栗が受け継ぐ一幕もあった。

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