2022年2月4日 11:00
愛子さまが“女王の時代”に続くか 欧州では女性君主が次々誕生へ
(宮内庁関係者)
陛下はイギリス留学時に、女王の招待でスコットランドのバルモラル城を訪れ、チャールズ皇太子夫妻らとバーベキューやサケ釣りを楽しまれた。そのときのことを「自分で言うのもなんですが、家族の一員に加えてもらったような印象を受けた」と語られている。
「“運命のいたずら”ともいえる経緯で即位したエリザベス女王は、皇位継承問題で将来を左右される愛子さまの境遇と重なるところがあります。両陛下は愛子さまに、国民に尽くす姿勢をエリザベス女王から学んでほしいと思われているのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)
1953年6月2日に行われた戴冠式で、エリザベス女王は次のようにスピーチした。
「命ある限り、私はこの身を捧げてあなた方の信頼に応えられるよう努めます」
その言葉どおり、エリザベス女王はイギリス国民に尽くしてきた。英国王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子さんはこう語る。「即位70年を迎えるエリザベス女王は、いくつもの戦争や王室スキャンダル、そしてコロナ禍を経験したにもかかわらず、今も国民から絶大なる信頼を得ています。それは、どんなときでも“国民ファースト”を貫いてきたからです。