くらし情報『田中義剛 労使トラブル勃発時に地元紙へ宣言した「チーズ生産倍増計画」』

2022年2月25日 11:00

田中義剛 労使トラブル勃発時に地元紙へ宣言した「チーズ生産倍増計画」

4名は札幌地域労働組合に加盟して支部を結成し、『労働条件改善のための正当な行為』と主張。一方の会社側は、労組結成前のストで『職場放棄』と判断しているといいます」

田中は一部メディアの取材に「今後は顧問弁護士が団体交渉を行う。示談するつもりはない」と話したという。

実は田中は今年1月27日の地元紙『北海道新聞』のインタビューで、「チーズ大増産計画」について語っていた。

「国内のチーズの消費量は36万トン以上で、6年連続で過去最高を記録し続けています。特にモッツァレラやカマンベールなど加熱処理をしないナチュラルチーズの需要が高いのですが、8割以上が外国産なのが現状です。そのため田中社長は『市場の伸びも勢いがあり、チーズは可能性がある』として4月からはチーズの生産を従来の2倍に当たる月約200トンに増やすと公言したのです」(前出・経済紙記者)

生産拡大に向け、十勝管内の工場で大幅な増員をする計画だとも明かしていた。地元紙には「国産品の需要を高め、生乳の余剰を解消したい」と話していた田中社長だが、この大増産計画も今回の労使トラブルに何らかの影響を及ぼしていたのだろうかーー。

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