2022年3月3日 06:00
【3回目接種】副反応の実態1070人緊急アンケート 40代女性で発熱最多に
(大谷医師)
どのワクチンを打っても、一定確率で出現する副反応。その対処法について大谷医師と久住医師がアドバイスをくれた。
「接種部の痛みや発熱、頭痛への対策には市販の解熱鎮痛剤を用意しておきましょう。1、2回目の接種で高熱が出た人は、3回目接種後、発熱前でも服用しておくといいです。また、脱水状態になると、頭痛が悪化しやすくなります。お茶や水でよいので、水分をしっかりとりましょう」(大谷医師)
厚労省の報告では、3回目接種では脇やあごの下のリンパ節が腫れる人が多いというが、本調査でもそのような回答が散見された。
「リンパ節が腫れるのは、強い免疫がつく証拠。つらいかもしれませんが、前向きにとらえましょう。
ただし、気になって触ると腫れが悪化するので注意してください」(久住医師)
痛みがある場合は、解熱鎮痛剤で対処をするとよい。
「乳がん検診に行く場合は誤診される可能性があるのでワクチン接種したことを報告するか、接種後1カ月以上たってから受診するようにしましょう」(大谷医師)
1日当たりの新規陽性者数は減る傾向にあるが、いまだ感染する人は多く、重症者数や死者数は増加傾向が続く。
「第6波を乗り切るためにも、なるべく早く3回目接種を受けてほしいです」