2022年4月12日 06:00
海老蔵 麻耶の暴露、交際報道連発で梨園からも逆風…重鎮の襲名披露口上ボイコット危機も
頭を下げたまま耳を傾けていた海老蔵は、居並んだ重鎮たちの祝言に感極まって涙をこぼしていました」(歌舞伎関係者)
■本人は《僕からつくらなくてはいけない歴史、文化が必要になってくる》と
だが、前出の歌舞伎関係者によれば、最近の海老蔵の言動で、重鎮たちが團十郎襲名の口上に並ばない懸念すら出てきたという。
「親の借金を完済し、“松竹への義理は果たした”と考えた海老蔵さんは、歌舞伎座での襲名披露興行を終えた後は、松竹抜きの襲名興行も考えていると聞いています。ただ歌舞伎座はまだしも、そのほかの公演で襲名披露興行を行った場合、口上の横に並ぶ重鎮が集まるのかは、はなはだ疑問です。
というのも、ここ数年の海老蔵さんは先輩たちのアドバイスなど、ほとんど聞かなくなってしまったんです。“彼のためなら、全国どこでも一緒に頭を下げる”と思う重鎮の方々がどれだけいるのか……」
海老蔵は團十郎襲名を発表した直後、こう抱負を述べていた。
《自然界では、十二時間、十二カ月、十二支など、十二という数字でひと巡りしますよね。團十郎家は、初代團十郎という荒々しいエネルギーがあって、十二代團十郎は平和なエネルギー。父でひとつの完結を迎えたと思うんです。