2022年4月13日 06:00
市川海老蔵の多重交際発覚 男女で反応に温度差が生まれる理由
ただ興味深いのが、そのダメさを評価する男女の温度差です。男性の多くは「ダメ」と言いながらも、やや冷静です。
「人間性は前から問題あったよね」
「イメージは下がるけど、独身だし好きにすれば」
こういった声が目に付きました。
いっぽう女性のリアクションはというと、心底がっかりしたといった声が目立ちます。
「家に連れ込むなんて、信じられない」
「自宅に連れ込むのは、子どもが知ったらどう思うのか考えたことがあるのか」
など、軽蔑感を想起させる言葉が多い印象です。
男女でくくりすぎるのもよくありませんが、こうした自宅での逢瀬について男女でリアクションが分かれるのはある種、当然といえます。なぜなら女性にとって家という場所は「安全地帯」であり、ある種の「聖域」だからです。
■聖域を侵されると、女性の苦しみは大きい
聖域と表現しましたが、もちろん「どれくらい住んでいるか」「持ち家か賃貸か」で思い入れも変わっていきます。
ただ女性にとって家は、「自分や自分の家族が安らかに過ごす基地」としての役割を持っています。海老蔵さんは妻が亡くなって5年とはいえ、すでに自宅ではなく稽古場になっているとはいえ、はたから見たら「夫婦の基地」