くらし情報『オミクロンBA.2は感染力が26%増「5月中に都内新規感染者3万人超も」』

2022年4月14日 15:50

オミクロンBA.2は感染力が26%増「5月中に都内新規感染者3万人超も」

BA.2がBA.1と共通している点は、重症化率の低さ。欧米やアジアなどBA.2が主流になっている国で重症度が増したという報告がなく、デルタ株よりも病原性は低いと考えています」

しかし、やはり気がかりなのが感染力の強さだろう。京都大学の調査によると、感染者1人が何人に感染させるかを示す「実行再生産数」において、BA.2はBA.1を18〜26%も上回ることが明らかになっている。

「さらに、感染者がほかの人にうつすまでの日数を示す『世代時間』は従来よりも15%短いといわれています。オミクロン株は、デルタ株と異なり、世代時間が短かったことが第6波の感染拡大に大きく影響しました。このままいくと、5月中には、すべてのオミクロン株がBA.2に置き換わっていることが予想されます。BA.2によって引き起こされる第7波は、第6波以上のスピードで感染が拡大していく恐れがあるのです」(松井氏)

BA.2の感染力の強さについて、現場の声を聞いてみよう。感染症に詳しい、独立行政法人国立病院機構宇都宮病院の院長・杉山公美弥先生が語る。
「BA.2に置き換わりが進むなか、職員の家族や、その家族の職場などで感染が広がっています。

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