2022年4月25日 06:00
コロナで経済苦のあなたへ 状況別の生活保護受給マニュアル
に満たず、財産も蓄えもなければ利用できます」(大山さん・以下同)
【2】ローン完済の持ち家がある
「ローンの残債がなければ利用できます。よほどの豪邸でなければ処分を求められません」
【3】年齢がまだ40代だ
「生活保護は年齢に関係なく『困窮している人』が対象となります」
【4】年金や各種手当をすでに受け取っている
「年金や手当をもらっていても、それが最低生活費に満たず生活が苦しければ保護の対象になります」
【5】住民票が居住地と異なる
「生活保護は実態で判断します。いま生活している居住地の福祉事務所で申請することができます」
【6】住むところが定まっていない
「最寄りの福祉事務所を現在地として申請することができます」
【7】車を所有している
「原則として売却を求められます。ただし、交通の不便な地に居住していたり、自営業で車が必要な業務に就いている場合は、保有が認められることもあります。このほかのケースでも、自分はもらえないだろうと思っても、保護の対象となることはよくあります。怖がらず、恥ずかしがらずに、助けてと素直に言える『受援力』を身につけることが大事です」
と言う大山さんから、受援力の上げ方についても教えてもらおう。