「食材買い出しリスト」でお金が貯まる 台所でできる節約術
このとき、賞味期限のある食品はその日付をメモしてから戻すようにする。
「冷蔵庫の棚が4段の場合、1段目は嗜好品類、2段目は日常必需品、3段目は作り置きのおかずや生菓子など1~2日で食べきるもの、4段目は空きスペースにして、その日に使う食材や作り置きの鍋をそのまましまえる場所にしておきます。この配置を常にキープすることで、冷蔵庫の中で腐らせることを極力防ぐことができます」
次に、テーブルの端によけておいた死蔵品の点検だ。
「捨てる前にメモでリストにして、今回捨てることになった食品は二度と買わないようにするのが節約の鉄則。ジャムなどはなるべく1回で食べきれるサイズの瓶にする。豆板醤など、いつ使うかわからないけど必要と思っている調味料がある家庭は、なくても料理はできると割り切る勇気が節約には必要です」
冷蔵室をすっきりさせたら、冷凍室も同様に。
■主菜を決めて、買い物は週に2回、曜日を決める
「次は冷蔵庫の中、特に野菜や肉、魚などの生鮮食品を中心とした買い物のサイクルを作る実践です」
まず基本として、食品の買い物をする曜日を週に2日決め、これ以外の日は買い物はしない。
「藤本家には、月曜と木曜のみスーパーに行って買い物することを守ってもらいました。