2022年7月8日 06:00
SNS物議受けFPが解説 実例付き年収200万円で豊かに暮らす方法
だからこそ、悲観するだけじゃなく、打開策を探すことが大切だと思うんです」
実際に横山さんが相談を受け、年収200万円でもしっかりと暮らしている人もいる。
特に、読者世代(50代〜)は、「200万円で暮らす」を、念頭に入れたほうがいいと横山さん。
「60代は仕事を続けても収入が目減りしますし、年金だけで200万円もない人も多い。老後に入り、住宅ローン、教育費が終わったとしても、支出を年金額以内に落とせるかはわかりません。少ないお金で楽しく暮らす術を知っておくのは大事です」
だから今から、200万円で暮らせるように、家計を小さくする工夫をすることが必要なのだ。
そこで横山さんに「豊かに暮らすための鉄則3」を聞いた。
【鉄則1】家計の「軸」を持つ
「まず初めに、家賃・生命保険料、車のローンなどの固定費から見直しをし、食費や娯楽費などの変動費についてどうするか考えることが原則です」(横山さん・以下同)
横山さんが説く「固定費・変動費・貯金」の理想の比率は「45%・35%・20%」だ。では、変動費の見直しは何を基準にするといいのか?
「自分や家族が、『ここにはお金を使う価値がある』と、思える軸を見つけるんです。