くらし情報『岸防衛相も!紀藤弁護士ら警告「統一教会と政治家の関係が被害者増やす!」』

2022年7月28日 11:00

岸防衛相も!紀藤弁護士ら警告「統一教会と政治家の関係が被害者増やす!」

昨年9月、統一教会の関連団体にビデオメッセージを送った安倍元首相

昨年9月、統一教会の関連団体にビデオメッセージを送った安倍元首相



7月8日、安倍晋三元首相(享年67)が銃撃されて死亡した。殺人容疑で送検された山上徹也容疑者(41)は、母親が入信した旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)への積年の恨みが犯行の動機だと供述している。

政治家と統一教会のつながりについて、宗教や霊感商法に詳しい紀藤正樹弁護士が解説する。

「統一教会は全国各地で霊感商法による違法な資金集めや詐欺的伝道などさまざまな違法行為を起こしてきました。霊感商法とは先祖などの因縁や祟りがあると脅して、高額なお布施をとったり、高額な商品を売りつける手口で、1980年代からたびたび問題に。しかし、なぜか警察のメスはなかなか入りませんでした」

背景には、統一教会が持つ強い政治力があると指摘されている。

「韓国で生まれた統一教会は1959年に日本に進出し、1964年に宗教法人と認証されます。1968年、反共産主義を掲げる統一教会は政治活動団体『国際勝共連合』を創設しますが、安倍元首相の祖父の岸信介元首相がこれに共感し交流を深め、統一教会の本部に何度も訪問した。
その密接な関係は福田赳夫元首相を経て、安倍元首相まで脈々と続いていたのです」

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