2022年8月12日 06:00
50代からのお金が貯まるリノベアイデア 二重窓で光熱費を節約!
二重窓に(撮影:永野佳世)
「中高年の方がリノベーション(以下、リノベ)を行うきっかけは、子どもの独立が多いですね」
そう話すのは『理想の暮らしをかなえる50代からのリフォーム』(大和書房)などの著書がある一級建築士事務所アトリエサラの水越美枝子さんだ。
リノベとは、老朽化した部分を修理し元に戻すだけでなく、これからの生活スタイルに合わせて自由にアレンジし、より便利なものに作り変えることをいう。
人生100年時代の折り返し点である50~60代は、今後の人生を楽しく快適に過ごすための“リノベ適齢期”。また、マイホームのほころびも見え始めるころで、実際にリノベを行う人も多いそう。
こうしたリノベ需要の高まりは、コロナ禍もきっかけのひとつだ。
「在宅時間が長くなり、家への興味関心が高まりました。SNSなどでおしゃれなインテリアを目にする機会も増えて、うちも……と考え始めた人が多いようです」
そう語るのは、おしゃれな建具のネット販売やリノベ業者のマッチングなどを行うHAGSの代表、中田寿さんだ。中田さん自身も、昨年、トイレをリノベしたという。
「妻の希望で、タンクレストイレに替え、手洗いを設置しました。