2022年8月18日 06:00
「室外機に影」「扇風機と併用」夏のエアコン代を劇的に削減する6習慣
東京電力では、電気使用量が平均的な家庭の8月分の電気料金は9118円に。昨年同月と比べると約3割もアップしていた。家計を守るために、どのように節電すればいいのか。
「エコ検定」や「家庭の省エネエキスパート検定」の資格を持つ、消費生活アドバイザーの丸山晴美さんに、夏の消費電力の3分の1超を占めるエアコンの電力を節電する方法を聞いた。
■エアコンの設定温度を下げる
部屋の冷えすぎは電気代に大きく響く。設定温度から1度上げるだけで、約10%の節電効果があり、月312円の節電になる。エアコンの設定温度=室温ではないので、温度計で室温を管理するといい。また、心地よさには湿度も重要なポイント。
湿度40~60%をキープしていれば体感温度を下げてくれる。湿度計も設置しよう
■室外機に影を作る
エアコンの心臓部は室外機。直射日光が当たったり吹き出し口に物を置いたりすると冷房効率がダウン。室外機の周囲には物を置かない、すだれなどで日陰を作るだけでもOK。遮熱パネルも売っているので使ってみるといい
■扇風機とエアコンを併用する
扇風機を併用し、冷気を循環させれば、エアコンの設定温度を上げても暑さは感じない。