千葉真一さん 自宅に借金取り、遺品トラブルも…一周忌までの波乱の死後
そのため、死後には予期せぬ事態がーー。
映画に情熱を注ぎ続けた千葉さんだが、“借金トラブル”の連続でもあった。
「’90年に千葉さんが10億円の製作費をつぎ込んで監督を務めた映画は不入りで、2億円の負債が生じました。さらに’08年に開校した俳優養成学校をめぐる金銭トラブルは訴訟にまで発展。騒動の果てに3千万円もの借金を作るなど、どんどん膨らんでいきました。千葉さんは、総額で5億円近い借金を負うことになったのです。
’73年に結婚した野際陽子さんも、ご自身の私財や土地などを売らざるをえないほど、千葉さんの借金に苦しんで、’94年に離婚しています。千葉さんが亡くなった当時、借金は数千万円台までに減っていると聞きましたが、関係者たちは『もっとあるんじゃないか』と心配していました」(映画製作会社関係者)
実際に千葉さんが亡くなってから、“借金取り”たちが自宅に押しかけてきたという。
当時、千葉さんの知人は本誌にこう証言していた。
「千葉さんは交友関係が広く、また積極的に映画ビジネスに関わってきましたから、金銭関係の全容を把握している人がいない状況なんです」
借金問題だけでなく、今年2月には「FRIDAY」