くらし情報『親の資産守る「代理人手続き」帰省で口座や保険をチェック』

2022年8月19日 06:00

親の資産守る「代理人手続き」帰省で口座や保険をチェック

親の資産守る「代理人手続き」帰省で口座や保険をチェック


新型コロナは急拡大しているものの、3年ぶりに行動制限のないお盆。感染対策をして帰省する人も多いのではないでしょうか。久しぶりに会う親は「急に老けた」と感じるもの。介護や認知症が頭をかすめたら、親の資産を守る対策を。そこで、親の資産を守る手続きについて、経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれましたーー。

【1】資産の取りまとめ

預貯金の通帳、保険証券、不動産の権利書、各種契約書など、お金が絡む書類が実家のどこにあるか知っていますか。この機会に、それらを整理しましょう。

親には「これから安心して暮らすための資産の棚卸し」と話してみて。
預貯金以外の資産を可視化することで、老後資金の不安を払しょくできる方もいるでしょう。

子どもとしては、大切な書類のありかがわかればOK。万が一の際、家じゅうを探しまわる面倒から解放されます。特に’24年4月から相続不動産の登記が義務化されるので、不動産の権利書はしっかり確認しておきましょう。

【2】貸金庫の利用

重要書類や高級な金品などの保管には、銀行の貸金庫がおすすめです。資産家でなくても高齢者宅にはタンス預金が多く、盗難や振り込め詐欺に遭う一因です。

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