くらし情報『親の資産守る「代理人手続き」帰省で口座や保険をチェック』

2022年8月19日 06:00

親の資産守る「代理人手続き」帰省で口座や保険をチェック

貸金庫の鍵を親が持つことにすれば、親のプライドを傷つけることなく、大切なものを一括して保管できます。使用料はサイズにより年1万~2万円かかりますが、大きな安心が手に入ります。

■勇気を出して親とお金の話を

【3】預貯金や保険の代理人手続き

親が入院などで預貯金の入出金などができない場合でも、事前に子どもなど家族を代理人に指名して、代理人キャッシュカードを発行しておくと安心です。

「暗証番号を聞けば親のカードが使える」と思いがちですが、本人以外がキャッシュカードを使うのは本来NG。また、施設入所の費用など、ATMの限度額を上回る出金がしたい場合にも困ります。

代理人指名の手続きは、預金者本人が銀行で行います。必要書類や代理人が同行するかなども銀行によりますから、お問い合わせを。

同じように、生命保険や医療保険でも代理人を指定できます。
本人が認知症などで保険金請求ができなくなっても、指定された代理人なら保険金を請求できます。

どちらも認知機能が低下してからでは手続きできません。「早すぎる」今がちょうどいいのです。

【4】地域包括支援センターの確認

高齢者は「介護のお世話になるのはもっと先」

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