2022年8月25日 11:00
羽生結弦 恩師ブライアン・オーサーが語っていた本音「ユヅルのコーチは重圧だった」
(写真:アフロ)
「会えていない期間がすごく長いので、『ありがとうございました』『これからもよろしくお願いいたします』と、早く挨拶に行きたいなと思います」
8月10日に仙台で公開練習を行った羽生結弦(27)は、恩師ブライアン・オーサー(60)をはじめとするカナダのスタッフへの思いを報道陣に聞かれ、そう話した。
現場で羽生を取材していたスポーツライターの野口美惠さんは、この言葉を受けて、さっそくオーサー氏本人にメールをしたという。
「羽生くんの言葉を翻訳してブライアンに送りました。ブライアンからは『すごくうれしい言葉だし、10年間のいろんな思いが入っている言葉だね』と返信がありました」(以下、「 」は野口さん)
長年、羽生を取材する野口さんは、彼を指導するオーサー氏へのインタビューも折に触れて行ってきた。7月19日に羽生がプロ転向を宣言する会見を行った1週間後の26日にも、オーサー氏にリモート取材。その心境に迫っている。
「羽生くんからブライアンに連絡があったのは、プロ転向会見の2〜3日前。メールだったそうです。
『競技をやめることにした。今シーズンから試合に出ない。プロとしてやっていく』という内容。