くらし情報『香川照之 歌舞伎界では発言権なし…性加害の裏で抱えていた冷遇へのストレス』

2022年8月30日 06:00

香川照之 歌舞伎界では発言権なし…性加害の裏で抱えていた冷遇へのストレス

と話すのはある梨園関係者。

「銀座好きの香川さんですが、銀座には尾上菊五郎さんや片岡孝太郎さんなど歌舞伎界の先輩が常連になっている店がある。そういうところは避けて、梨園の人間が来ない店を選んで行っていました」

歌舞伎界での香川の立場は弱い。

市川猿翁(82)の子として生まれながらも、3歳で両親が離婚。歌舞伎界と距離を置いて育った。東大を卒業後、俳優の道を選択し成功した香川は、’12年、46歳のときに市川中車を襲名。息子の市川團子(18)とともに華々しく歌舞伎デビューを飾ったのだが……。

■周囲に愚痴っていた“中車はしんどい”

「映画やテレビでは役者として確固たる地位を築いている香川さんといえども、伝統最優先の歌舞伎界に40代で飛び込んだ中車としての評価は正直、まだまだです。
そのあまりのギャップに、本人も“中車はしんどい”と愚痴っていたこともありました。

でも彼の梨園入りは、息子に“市川猿之助”の名跡を継がせたいという夢があったから。そのために、どんなにつらくても歌舞伎をやめるわけにはいかないのです」(前出・梨園関係者)

下手な芸をして父・猿翁の顔に泥を塗るわけにもいかず、「緊張で眠れない日々を過ごして睡眠薬に頼る時期もあった。

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