スーパーで「賢く買う順」を現役販売員・青髪のテツさんらが指南「野菜売り場は一番最後に!」
「食品ロスの半数は家庭から。なかでも一番ムダにしているのが野菜で、食品ロス率は8.8%(農林水産省調べ)。月6千円分を買う家庭なら、月に528円、年間約6300円、捨てている計算です。つまり買いすぎなければ、確実に食費は減らせるのです」
そこで2人に、ムダ買いを防ぐ「買う順」を教えてもらった。
■野菜をかごに入れる前に献立のメインとなる肉や魚を決めよう
まずスーパーでは「かごは手持ちするのがおすすめ」とテツさん。かごに商品が入り、重くなっていくことで“ああ、買っているな”と体感できるので、買いすぎ防止になるという。
「スーパー側にはカートを使うお客のほうが購入金額が数十%高くなるというデータがあり、入口でカートを渡してくるお店もあるほど。カートにはお客の利便性だけでなく、スーパーの売り上げを伸ばす効果もあるのです」(テツさん)
ほとんどのスーパーで、入店してまず目に入るのは野菜売り場。
しかし、2人ともここは、後回しにするという。「入口付近に特売の野菜や果物を置くのは、手に取らせようというスーパー側の意識の表れ。お店に入った直後、かごに1つ商品を入れることで購買意欲が増すのです。